沖縄には電車がないので、「超」がつくほどの車社会。
観光スポットも車でないとアクセスしづらいところが多いので、沖縄旅行に来た方はレンタカーを借りる方が多いと思います。
が、那覇市内だけはモノレールが走っていて、モノレールだけで十分観光が楽しめるんですよ!
那覇市内は慢性的に渋滞していて(特に首里近辺や国際通り)、朝夕の通勤時間帯には一般車が通れない「バスレーン」があるなど、初めて運転する方には難しい道路状況。
また、コインパーキングを探すのも大変だったりしますよね。
ですので、那覇市内に限っては、レンタカーよりもモノレールでの観光が身動きが取りやすくておすすめなんです。
ということで、今回はモノレールで回れる那覇の観光スポットを、駅ごとにご紹介していきます。
ぜひ、那覇観光の参考にしていただけたらと思います。
首里駅
首里城公園
<首里駅から徒歩約15分>
所要時間1~2時間
言わずと知れた、沖縄の有名観光スポットで、世界遺産の一つです。
約450年にわたって栄えた琉球国の中枢で、国王の居城です。
13世紀末から14世紀中ごろに創建されたと言われていますが、貿易が盛んであった中国、日本、琉球それぞれの建築様式を取り入れており、他にはない独特の造りをしています。
第二次世界大戦により焼失してしまい、現在の姿は復元されたものですが、朱色で豪華絢爛な正殿は必見の美しさですよ。
玉陵(たまうどぅん)
<首里駅から徒歩約15分>
所要時間約15分
首里城正殿から600mほど歩いた場所にある玉陵(たまうどぅん)も、首里城同様世界遺産に数えられています。
これは歴代の琉球国王が眠っている墓で、県内最大の墓地でもあります。
自然の岩山を削って造られた墓は、沖縄の墓のルーツとも言われているそうです。
金城町の石畳道
<首里駅から徒歩約15分>
所要時間約30分
首里城正殿から550mほど歩いたところにあるのが、金城町の石畳道です。
首里城から南部に続く道路として整備された石畳の道で、沖縄戦でほとんどの道が破壊されてしまいましたが、戦火を免れた約300mほどが当時の面影を残しています。
周辺は沖縄らしい赤瓦屋根の民家が立ち並んでいて、情緒あふれる姿を見ることができます。
朝の連続ドラマ「ちゅらさん」のロケ地にも使われた場所ですよ。
おもろまち駅
Tギャラリア沖縄byDFS
<おもろまち駅隣接>
所要時間約1~2時間
Tギャラリア沖縄は、日本人であっても国内で免税品を購入できる唯一の路面型の免税店です。
高級ブランド品店が立ち並び、免税価格で購入することができるので、ショッピング好きにはたまらない空間です。
化粧品や香水もデパートで購入するよりも安いので、女性必見のスポットですよ~。
サンエー那覇メインプレイス
<おもろまち駅から徒歩約5分>
所要時間約30分
那覇市内で一番大きなショッピングセンターです。
観光客が多く訪れることもあってか、食料品コーナーはお土産品が充実しています。
空港や観光地のお土産屋さんよりもリーズナブルに購入ができたり、県民が日常的に購入しているローカルな食品が手に入ったりするので、お土産選びにおすすめです。
【参考記事】沖縄土産を購入するならスーパー那覇メインプレイスがおすすめ!
沖縄県立博物館・美術館
<おもろまち駅から徒歩約10分>
所要時間約1時間
沖縄のの歴史や文化を学ぶことができる博物館です。
特におすすめなのは、無料で見学ができる屋外展示。
沖縄の古民家を再現した建物があり、屋敷内にも入れ、生活文化を見ることができるんです。
また、無料のふれあい体験室では、遊びながら沖縄を学べるので子連れにもおすすめ。
沖縄の伝統的な着物が展示され、実際に着物を着ることもできますよ。
牧志駅
壷屋やちむん通り
<牧志駅から徒歩約10分>
所要時間30分~1時間
国際通りのすぐ近くにある壷屋(つぼや)エリアは、やちむん(焼き物)が盛んな地域です。
壷屋やちむん通りにはやちむんのショップが立ち並んでいるので、器好きにはおすすめのスポットです。
整備された石畳の道と赤瓦屋根の建物は風情があり、歩いているだけでも楽しい場所なんですよ。
周辺にはおしゃれなカフェも増えているので、ぶらぶらとお気に入りの器を探したり、カフェで一息つくのがおすすめです。
国際通り
<牧志駅から徒歩すぐ>
所要時間1~2時間
約1.6キロにわたってずら~っとお土産品店や飲食店が立ち並ぶ那覇国際通りは、昼夜問わず観光客で賑わうメインストリートです。
那覇観光といえばここに行っとけ!的な定番スポットなので、初めての沖縄観光であれば行ってみると面白いかもしれません。
国際通りの安里側入口は牧志駅、県庁側入口は県庁前駅とモノレールの駅に挟まれているので、どちらでもOK。
県庁前駅
国際通り
<県庁前駅から徒歩すぐ>
所要時間1~2時間
那覇国際通りの県庁前入口。
県庁北口交差点の道の両側ではシーサーがお出迎えしてくれるので、牧志駅側よりもこちらの方が「国際通りに来た!」ってかんじがするかもしれません。
パレット久茂地
<県庁前駅から徒歩すぐ>
県庁前駅に隣接しているパレット久茂地(くもじ)は、沖縄唯一のデパート。
観光的なものはありませんが、飲食店街やカフェもあるので、国際通りで沖縄料理以外のものを食べたいときは立ち寄ってみてもいいかもしれません。笑
モノレールに乗るなら1日乗車券がおすすめ
沖縄都市モノレールには、1日乗車券、2日乗車券があります。
<1日フリー乗車券>
大人 800円
小児 400円
<2日フリー乗車券>
大人 1,400円
小児 700円
何度かモノレールに乗るならこちらがお得でおすすめ。
発行から24時間/48時間有効なので、夕方に購入しても翌日の夕方まで使用することができますよ。
しかも!フリー乗車券を提示するだけで、首里城や玉陵をはじめ、観光スポットやレストランなどで割引が受けられるんです!!
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まとめ
モノレールで行ける那覇の観光スポットをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
那覇市内は常に渋滞していて時間ロスが多いですし、駐車場も有料のところがほとんどなので、那覇市内だけであれば、モノレールでの観光が身軽でおすすめ。
1日券や2日券を購入すると、那覇の多くの施設で割引も受けられるので、お得に観光することができますよ♪
沖縄旅行のプランニングをしている方には、ぜひ参考にしていただけたらと思います^^