こんにちは~。
この投稿を観ている方の中には、“本島に旅行に行く予定だけど、離島にも行きたい!”と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
離島といえば、石垣島や宮古島、竹富島などを思い浮かべるかと思います。
が、沖縄本島からは飛行機で移動しなくちゃいけないので、タイトなスケジュールの旅行だとなかなか厳しいかと思います。
沖縄を訪れたことがある人はわかると思いますが、沖縄本島はビルやホテルが立ち並び、車が行きかい意外と都会的。
一方で離島は自然が豊かで素朴さが残っているので、そういった癒しを求めるのなら離島がおすすめ!!
また、沖縄本島とは比べものにならないくらい海が綺麗で透明度が抜群、熱帯魚もたくさんいるんですよ。
沖縄本島周辺にもたくさんの離島があって、橋で繋がっていて車で行ける島もありますし、本島からフェリーや高速船で行ける離島もたくさんあります。
今回は沖縄出身の私がおすすめする、日帰りでも行ける本島周辺離島をご紹介していきたいと思います。
本島から日帰りで行けるおすすめ離島①久高島
神の島と言われる久高島はサイクリングがおすすめ!
久高島は、沖縄本島南部にある有人島です。
久高島は琉球開びゃくの神・アマミキヨが降り立った場所で「神の島」とも言われていて、沖縄の中でもとても神聖な場所とされています。
昔は男子禁制とされていた島でもあります。
世界何十カ国も訪れている、珍獣ハンターのイモトさんも、“大好きな場所!”とおっしゃっていますし、沖縄の大スター・安室奈美恵さんもよく訪れる島らしいですよ。
私も何度か行ったことがありますが、“沖縄一のパワースポット”だと思っています(^^)
久高島は周囲約8キロのとても小さな島で、島内にはバス等の公共交通機関がないので、レンタサイクルで回るのが一般的です。
平坦な道が多いので、サイクリングしやすい島ですよ♪
私が以前久高島に行ったときの記事もぜひ読まれてみてください♪
【参考記事】久高島のレンタサイクルでの回り方と所要時間は?
久高島へのアクセス
久高島へは、沖縄本島から定期便が就航しています。
船が出ているのは、本島南部・南城市の「安座真(あざま)港」。
那覇市内から安座真港へは、車で約40分ほど。
フェリーと高速船があり、高速船だと約15分、フェリーだと約25分という近い距離にあります。
【参考記事】久高島へのアクセス方法と島内での移動手段について
久高島に到着すると、港近辺にいくつかのサイクリングショップがあるので、そちらで自転車を借りて観光するようになります。
こんな人におすすめ!
久高島は海水浴やシュノーケリングを楽しむというよりは、久高島そのものを楽しむといったかんじ。
島内にはコンビニはもちろんスーパーも無く(小さな売店はある)、お食事処や民宿も数軒あるのみです。
観光スポットと言えば、琉球国王も訪れていたという神聖な浜や、素晴らしいロケーションが楽しめるロマンスロードなど。
1~2時間もあれば島を一周できちゃいます。
ですので、ただただ海を眺めてぼ~~っとしたり、集落をお散歩したりと、素朴な離島の雰囲気を味わいたい人にピッタリの場所です。
本島から日帰りで行けるおすすめ離島②渡嘉敷(とかしき)島
アクセス抜群!世界有数の透明度の渡嘉敷島
渡嘉敷島は那覇市の西約30キロほどのところにあり、慶良間諸島の一つです。
慶良間諸島は大小20あまりの島からなり、2014年に国立公園に指定されたのですが、世界中のダイバーが憧れるとも言われる魅惑の島です。
たくさんの熱帯魚やサンゴ、ウミガメが住んでいる海は「ケラマブルー」と呼ばれ、透明度抜群で、沖縄本島とは比べものにならないほどの美しさです。
沖縄出身者でも感動するほどの綺麗さなんですよ。
慶良間諸島のなかで一番大きな渡嘉敷島はフェリーや高速船の数も多いですし、観光客も多くて海水浴やシュノーケリングにおすすめの島です。
これといった観光スポットはないので海遊びがメインになり、フェリーからビーチへ直行&直帰でOK。
ビーチは「阿波連(あはれん)ビーチ」と「とかしくビーチ」の2つのビーチが人気を二分しています。
周辺に飲食店が多くてアクセスもしやすく、家族連れに人気なのが「阿波連(あはれん)ビーチ」、人が少ないけれどウミガメの遭遇率が高い穴場的なのが「とかしくビーチ」です。
以前とかしくビーチでシュノーケルをしたときの記事もぜひ読まれてみてください♪
【参考記事】沖縄でウミガメを見たいなら渡嘉敷島・とかしくビーチがおすすめ!
自分たちでフェリーや高速船を予約していくのもいいですし、那覇発の日帰りツアーも多くあり、日帰りだととても楽ちんなのでおすすめですよ。
↓慶良間諸島へのおすすめ日帰りツアーはこちら↓
渡嘉敷島へのアクセス
渡嘉敷島へは、那覇市の泊港から定期便が出ています。
所要時間は、高速船だと約35分、フェリーだと約70分です。
渡嘉敷島のおすすめポイントとしては、船の便数が多いこと。
高速船は1日3便、フェリーは1日1便運行しているので、朝はゆっくりの便にしたり、逆に子連れだと早い時間に本島に戻ったり、スケジュールが立てやすいかな、と思います。
こんな人におすすめ!
世界中のダイバー憧れの地ともいえる慶良間諸島。
その中でも渡嘉敷島は一番大きな島で船の便数が多いので、気軽に行きやすいかな、と思います。
また、人気の阿波連ビーチととかしくビーチは監視員が居て他の観光客も多いので、海水浴やシュノーケリングをするのも安心です。
特にファミリーにはおすすめの離島です。
本島から日帰りで行けるおすすめ離島③座間味(ざまみ)島
美しいサンゴ礁やウミガメに出会える島、座間味島
座間味島は、先ほどご紹介した渡嘉敷島と同じ慶良間諸島のひとつ。
那覇からだと渡嘉敷島よりもう少し遠く、フェリーだと1時間半~2時間、高速船だと1時間前後かかります。
渡嘉敷島は船の便数が多くてアクセスがしやすいですが、座間味島は本数が少なくて高速船は1日2便しかありません。
ですが、海の透明度はピカイチ。
座間味島で一番人気のビーチ「古座間味(ふるざまみ)ビーチ」は日本で一番美しいビーチにも選ばれており、海底まではっきりと見ることができるくらいの透明度。
座間味港からバスで5分ほどとアクセスもしやすく、ハイシーズンになると砂浜にはカラフルなパラソルが並び、たくさんの観光客でにぎわいます。
また、座間味島はウミガメの産卵地としても知られているのですが、座間味港から徒歩約15分ほどの「阿真(あま)ビーチ」は特にウミガメとの遭遇率が高い場所。
運が良ければウミガメと一緒に泳ぐこともできるんですよ。
ここ数年は観光客の数も増え続け、夏のハイシーズンには高速船が早くから満席になることも多いので、船の予約は早めにするのがおすすめです。
座間味島へのアクセス
座間味島へは、那覇市の泊港から高速船とフェリーが出ています。
高速船だと1時間前後、フェリーだと約2時間掛かるので、他の離島に比べると少し遠いのですが、日帰りは充分可能です。
高速船を利用して、
9:00泊港発→9:50座間味港着、17:20座間味港発→18:10泊港着
が一番島に長く居られるかな、と思います。
※運行スケジュールは変更になる場合があるので、最新情報は公式HP等でご確認くださいね。
こんな人におすすめ!
座間味島はウミガメとの遭遇率が高いことでも知られています。
“世界一とも言われるサンゴ礁を観たい・・・!”
“ウミガメと一緒に泳ぎたい・・・!”
という方にはおすすめです。
本島から日帰りで行けるおすすめ離島④伊江島
伊江島は、沖縄本島北部にある有人島です。
島内で自分で回る場合には、レンタカーやレンタバイク、もしくはカーフェリーで車を持っていくようになるかと思います。
レンタサイクルもありますが大きな島で起伏が激しいので、よほど体力がある方でなければきついです。
また、運転手が約2時間半かけて観光スポットを回る観光バスや観光タクシーもあります。
伊江島は、離島ながら、観光スポットもたくさんあります。
伊江島を訪れてまず外せないのが、360度島の景色とコバルトブルーの海が見渡せ、沖縄県民からは「伊江島タッチュー」の名で親しまれている「城山(グスクヤマ)」。
崖の下から水が湧き出ている景勝地「湧出(ワジ)」、伊江馬や与那国馬などの馬と触れ合えビーチを散歩することができる「伊江島ビーチサイドホースパーク」などたっぷりと自然を味わえますよ。
また、海の綺麗さも抜群。マリンスポーツも楽しめる「伊江ビーチ」や真っ白でサラサラパウダー状の砂浜がまるで外国のような「GIビーチ」など、海遊びも楽しめて最高の景色に癒されますよ。
伊江島へのアクセス
伊江島へは、美ら海水族館がある沖縄本島北部・本部半島の「本部港」よりフェリーで約30分。
フェリーは本部港発・伊江港発それぞれ1日に4便ずつ出ているので、利用しやすい!
“8:00本部港発⇒15:00伊江港発”でスケジュールを立てたとしたら、帰りに美ら海水族館にも立ち寄ることができるんです。
こんな人におすすめ!
伊江島は本島北部の港から船が出ているので、本島北部のリゾートホテルに宿泊している場合に行きやすいかと思います。
また、伊江島は大きな島で見どころもたくさん。
ゆったりした島時間を満喫しつつも、観光もガッツリと楽しみたい!という方におすすめの離島です。
本島から日帰りで行けるおすすめ離島⑤水納島
豊富なマリンアクティビティが人気!水納島
綺麗なビーチで思いっきり海水浴やマリンアクティビティーを楽しみたいという人は、水納島がおすすめ。
クロワッサンの形であることから「クロワッサンアイランド」とも言われています。
沖にはネットが張られていて監視員もいるので安心して泳げますし、遊泳区域内にもサンゴや熱帯魚がいるのでシュノーケルなしでも十分楽しむことができますよ。
ビーチではシュノーケルセットやパラソルなどもレンタルできますし、バナナボートやUチューブなどたくさんのマリンアクティビティーも豊富。
マリンスポーツを楽しみたい人に特におすすめの離島です。
とても小さな島ですが、その気軽さと海の美しさから観光客が多く訪れ、夏休み期間中には1時間に1本出る船が満席になるほど。
予約不可で先着順になっているので、せっかく港まで行っても予定の船に乗れない・・・なんて可能性もあります。
そこでおすすめなのが、ツアー会社のオプショナルツアーに参加すること。
本島発のシュノーケリングツアーや海水浴ツアーが多く開催されていて、ツアーだと熱帯魚がたくさんいる絶好のポイントに連れて行ってくれるので、より楽しめますよ。
↓水納島への日帰りツアー予約はこちらから↓
水納島へのアクセス
水納島へは、美ら海水族館がある本部半島・渡久地港から高速船で15分ほど。
発着時刻と便数は時期によって組まれているので、船を運航している水納海運公式HPをご確認ください。
本島から日帰りで行けるおすすめ離島⑥ナガンヌ島
嵐のCMで有名になった無人島ナガンヌ島
ナガンヌ島は慶良間諸島の一つで、那覇から20分で行ける無人島です。
無人島といえば多くがトイレやシャワーが整備されておらずに少し不便を感じることもあるのですが、ナガンヌ島はそこは安心。
シャワー室や更衣室、水洗トイレ、パーラー(軽食レストラン)などが整備されていて、快適に過ごすことができますよ~。
ナガンヌ島といえば、嵐のJALのCMで使われた島で、白い桟橋が印象に残っている方もいるはず。
海水浴やシュノーケリングはもちろんのこと、パラセーリングやウェイクボード、SUPなどのマリンレジャーも楽しむことができますよ♪
ナガンヌ島のアクセス
ナガンヌ島へは沖縄本島から定期便が就航しています。
那覇の泊港からナガンヌ島へは船で約20分。
7月~9月やゴールデンウィーク期間中などのハイシーズンには2~3便出ていることもありますが、それ以外の期間は1日1便のようです。
例)
泊港発 09:30 → 09:50 ナガンヌ着 | ナガンヌ発 15:00 → 15:20:泊港着 |
こんな人におすすめ!
先ほど紹介したように、慶良間諸島は世界でも有数の透明度を誇る海が魅力。
そんな慶良間島に気軽に行けるというのがナガンヌ島のおすすめポイント。
ネットが張られた遊泳区域では監視員さんが見守っていてくれているので、安全安心に海水浴やシュノーケルを楽しむことができます。
ランチにはBBQもできるので、特にファミリーにおすすめの島です。
まとめ
沖縄本島から日帰りで行けるおすすめの離島をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
沖縄には離島がたくさんあり、その特徴や魅力は島それぞれ。
海水浴メインなのか、マリンアクティビティーメインなのか、観光や自然との触れ合いがメインなのか・・・目的に合わせてどの離島に行くか決めるとより楽しめますよ。
魅力が全く違う島々ですが、どの離島も共通しているのは「ゆったりとした時間が流れていて癒される場所」だということ。
また、海の綺麗さは抜群で沖縄本島よりも遥かに透明度が高くて感動もの。
コンビニやレストランがないor少なくて不便なところもありますが、たくさんの自然に囲まれていて、普段の慌ただしい生活を忘れて癒しの時間を過ごせるのが離島旅のいいところです。
沖縄旅行を考えている方の少しでも参考になれば幸いです。
ではまた~。