ダイビングのような重たい装備がなく、水中マスクやフィンだけで気軽に楽しめ、観光客に大人気のシュノーケリング。
しかし、その分事故が多いのも事実です。
台風前後で波が高くなっている日に溺水してしまったり、潮の流れが速いスポットで魚に夢中で流されてしまったり・・・
知識や準備がないままに個人でシュノーケリングをしてしまうとこういった事故が起こってしまうこともあります。
そういったことがないように、しっかりとシュノーケルの知識を持って、安全に沖縄の海を楽しみましょう。
シュノーケルグッズ
シュノーケルグッズがあれば長時間海の中に潜れたり、水深の深いところまで泳げたりと沖縄の海をより一層楽しむことができます。
シュノーケリングのツアーに参加する場合はグッズが無料でレンタルできますので、必要に合わせて購入しましょう。
目から鼻にかけて広範囲に顔を覆うので、視野が広く海の様子が見えやすいです。男性用・女性用・子供用とサイズがあるほか、度付きのゴーグルもあるのでマイゴーグルを持参するのもいいでしょう。
実際に試着をして自分の顔にフィットするものを探すのがおすすめ。
<シュノーケルマスク>
顔を水につけたままでも呼吸ができるので魚たちに夢中になることができます。
マスクの中に水が入ってきてパニックになることもあるので、初心者は経験者やインストラクターに講習を受けてから装着すると安心して遊べますよ。
フィンを使うことで泳ぎが苦手な人でも水中で楽に移動ができ、魚を追いかけたりシュノーケリングを楽しむことができます。
足に合わせていくつかサイズがあります。
沖縄でのシュノーケルの注意点
◆海の状態をチェック
海は潮の干満や波によって状況が変化します。
潮の満ち引きが大きい場所や急に水深が深くなるスポット、潮の流れが速い場所など、注意しなければならない場所があります。事前に情報を集めたり、地元の人に聞いたりしましょう。
また、台風前後は晴れていても波が高かったり、海が荒れていることが多いので注意が必要です。
◆1人で行動しない
海に慣れていても、いつ何があるかわかりません。
大人でも2人1組になるなど、1人での行動は避けましょう。
◆コンディションに注意し無理はしない
寝不足のときや過度の飲酒時のシュノーケリングは危険が伴います。楽しい旅行の思い出を作るためにも無理はせずにできる範囲で楽しみましょう。
また、魚に夢中でついつい長時間泳いでしまいますが、水分をこまめに摂取し、熱中症にも注意をしましょう。
そして、特に注意が必要なのが日焼け対策。海の中では身体の火照りを感じにくいですが、水面反射によって紫外線量は陸上以上になりますので、気づいたら全身真っ赤!ということも。
沖縄の海は透明度が高く浅い場所でもカラフルな魚やサンゴ礁に出会えるので初心者や子供でも気軽に楽しむことができます。
ぜひ沖縄の美しい海を楽しんでください。
沖縄の人気シュノーケリングポイント
本島北部・恩納村の「真栄田岬」は沖縄でナンバーワンのシュノーケリングスポット。東シナ海に突き出た岬の崖下にあるポイントはシュノーケリングやダイビングをする人のために崖から海へと降りる階段が整備されています。
また、駐車場やトイレ、シャワーが整備されているので誰でも楽にシュノーケリングを楽しめます。
本島北部・恩納村にある青の洞窟はシュノーケリングの絶好ポイント。太陽の光が差して洞窟の中が青く光る現象は神秘的で観光客に人気があります。
多くのショップでオプショナルツアーが設定されていてインストラクターが丁寧に指導してくれるので、初心者でも安心してシュノーケリングを楽しむことができます。
瀬底島は本島北部・本部町にあり美ら海水族館へ行く道の途中にある、車で行ける離島です。
海の透明度は抜群で白浜が美しいので海水浴場としても人気があります。遠浅の海なので家族連れにもおすすめのスポット。
夏場にはクラゲ防止ネットが設置され、売店やシャワーも利用できるので安心して利用できます。
島の形から別名「クロワッサンアイランド」と呼ばれる離島です。本島北部の港からフェリーでわずか15分ほどの場所ですが、海の透明度は離島ならでは。
バナナボードなどのビーチアクティビティや海水浴場があるので、半日または一日中海遊びを楽しみたいならおすすめのスポット。
浅い場所でもたくさんのサンゴ礁や魚を見ることができます。
準備不要で楽々 シュノーケリングツアー
シュノーケリングツアーに参加すると、面倒でかさばるグッズの準備が必要なし。
また、クリアカヤックやバナナボートなど人気のアクティビティがセットになっていてお得なプランもあります。
エリア別やプラン内容を比較してお好みに合ったプランを見つけてください。