久高島は、沖縄を造ったというアマミキヨが最初に降り立ち、そこから国造りを始めたと言われていて、沖縄では「神の島」と崇拝されている島です。
「パワースポット」と一言で言ってしまうのは気が引けるくらい、島中でパワーを感じるような場所なんです。
沖縄出身の私も何度も訪れていますが、何度でも行きたくなるような素敵な島ですよ♪
久高島行きのフェリーが出ている「安座真(あざま)港」へは那覇市内から車で1時間足らずで行けるんです。
また、久高島へはフェリーで約25分、高速船だと約15分で行けてしまい、半日程度で回れてしまうくらい小さな離島なので、スケジュールが詰め込まれていて時間がない観光客にもおすすめですよ。
そこで今回は、久高島へのアクセス方法と、久高島での移動手段についてご紹介していきたいと思います。
那覇市内から久高島への行き方
久高島行きの船が出ているのは、本島南部・南城市にある安座真港です。
高速船とフェリーが出ていて、1日6往復しています。
台風などで海が荒れている場合は欠航になることもありますが、所要時間はフェリーだと25分、高速船だと15分と本島から近い距離にあり、さほど海の影響を受けることがありません。
船に乗っている時間が短いので、乗り物酔いしやすい人でも行きやすいのではないでしょうか。
(私も船酔いをする体質ですが、久高島行きの船では酔ったことがありません。)
また、久高島はとっても小さな島なので、ほとんどの方が日帰りで観光します。
島にいくつか民宿がありますが、半日足らずですべての場所を回れるので、那覇からの日帰りがおすすめですよ。
那覇市内から安座真港へのアクセス方法としては、車か路線バスのどちらかになります。
那覇市内から久高島(安座真港)への車でのアクセス方法
那覇市内から安座真港までは、車で約45分ほど。
那覇市内から東に向かって与那原町を経由して、ぐる~~っと知念半島を回ります。
ただし、沖縄は超車社会なので、通勤時間帯はどこの道路も混雑します。
特に那覇市内は渋滞が激しいので、時間には余裕をもっていきましょう。
安座真港には、無料の駐車場がありますので、そちらに停めましょう。
那覇市内から久高島(安座真港)への路線バスでのアクセス方法
那覇市内から安座真港へは、路線バスで乗り換えなしで行くことができます。
所要時間は1時間ほどで料金は780円です。
- ゆいレール各駅→旭橋駅
- 旭橋駅→那覇バスターミナル(直結)
- 東陽バス38番(志喜屋線)で「知念安座真サンサンビーチ入り口」下車
- バス停からフェリー乗り場まで徒歩約5分
旭橋駅直結の那覇バスターミナルから路線バスが出ているので、とってもわかりやすいです。
ただし、バスは1時間に1本程度。
事前に時間を確認してから向かったほうがいいですよ。
【東陽バスの公式HPはこちらから】→東陽バス時刻表
安座真港から久高島まではフェリーor高速船で
フェリー(所要時間約25分)と高速船(所要時間約15分)が運行しています。
どちらも同じ港に着岸するので、タイミングのいい時間の船に乗りましょう。
料金
船のチケットは、安座真港の船待合所で購入することができます。
便の指定はありませんので、フェリーの往復券を購入していても、差額を払えば高速船に乗車することも可能です◎。
フェリー
大人:往復¥1,280/片道¥670
小人:往復¥650/片道¥340
高速船
大人:往復¥1,460/片道¥760
小人:往復¥750/片道¥390
※2019年3月現在、小人は小学生以下。
運行スケジュール
安座真港発(久高島向け)
便 | 時間 | 船 |
1便 | 9:00 | 高速船 |
2便 | 10:00 | フェリー |
3便 | 11:30 | 高速船 |
4便 | 14:00 | フェリー |
5便 | 15:30 | 高速船 |
6便 | 17:00(10~3月) 17:30(4~9月) |
フェリー |
久高島発(沖縄本島向け)
便 | 時間 | 船 |
1便 | 8:00 | 高速船 |
2便 | 9:00 | フェリー |
3便 | 11:00 | 高速船 |
4便 | 13:00 | フェリー |
5便 | 15:00 | 高速船 |
6便 | 16:30(10~3月) 17:00(4~9月) |
フェリー |
台風が接近している場合など、海の状況によっては欠航することもあります。
(天気が良くても海が荒れていたら欠航する場合もあり。)
不安であれば、事前に船が出るのか確認してから向かうことをおすすめします。
【久高海運】
安座真事務所:TEL:098-948-7785
久高事務所: TEL:098-948-2873
また、ツイッターでも最新の運行状況を掲載していますよ。
【久高島フェリー本日の運行状況】
https://twitter.com/kudakaferry
久高島行きのフェリーは酔う?
乗り物に弱い人は、船に乗るのも不安になりますよね。
久高島行きのフェリーや高速船ですが、さほど揺れません。
多少揺れることはあっても、時間が短いので酔う前にあっという間に到着します。
ただし、睡眠不足や空腹時などは酔うこともあると思うので、不安な方は事前に酔い止めを飲んでおくことをおすすめします。
私も船酔いするタイプですが、揺れる場合でも、久高島行きのフェリーではちょっと気持ち悪いかな??くらいで済みます。
フェリーの場合は、室内席と外の席があるのですが、外の席に座って風を受けていたほうが酔いません。
タイミングによっては席に座れない場合もあるので、船が出発する10~15分ほど前には船に乗り込んで席を確保することをお勧めします。
久高島での移動手段は?
久高島はとっても小さな島なので、レンタカーはありません。
また、フェリーで自家用車を運ぶこともできますが、狭い道や車が通れない道(しかもほとんどが砂利道!)ですし、駐車スペースがないので、車での観光は向きません。
そのため、島を訪れたほとんどの観光客はレンタサイクルで回っています。
徒歩でも回れないことはありませんが、徒歩で回るには少し大変。
一番のおすすめは、レンタサイクルです。
↓ロマンスロードから見える海。絶景です。↓
久高島をレンタサイクルで回る方法
所要時間:2時間~6時間程度
料金:600円(2時間)~1,000円(1日)
フェリーや高速船が停まる徳仁港周辺には、いくつかレンタサイクル屋さんがあります。
そして、基本的に予約なしでOK。
お子様乗せの自転車も置いていますよ。
(ただし、お子様乗せの自転車は数に限りがあるので、事前に問い合わせていたほうがいいかもしれません。)
料金は基本的にどこも同じ。
2時間で600円、6時間で900円、終日だと1,000円です。
レンタサイクルでの所要時間は、2時間くらいあればささ~~っと島を1周できるくらいです。
海岸でゆっくりとしたり、ご飯を食べるのであれば3時間以上は必要です。
観光客の方はスケジュールが忙しいのか、2時間くらいレンタルして帰る方が多いです。
が、せっかく離島のゆったりとした雰囲気を楽しむのであれば、1日借りてぶらぶら~と散策するのがおすすめですよ。
私は大体4~5時間は観光します。
(海で写真を撮ったり、ぼ~っとしたりしているとあっという間です・・・!)
久高島を徒歩で回る方法
徒歩でも回ることは可能です。
が、おすすめはしません。
港から、島の先端にあるアマミキヨが降り立ったとされるハビャーン(カベール岬)までは、約3.3キロ。
徒歩であれば、それだけで1時間程かかります。
島を一周するのであれば、3~4時間はかかってしまいます。
しかも!久高島の困ったところは、港周辺の集落以外には、食事処や売店はもちろんのこと、お手洗いもありません!!!
途中の道で休憩できる場所もないですし、日陰も少ないので、徒歩はおすすめできません。
やはり、レンタサイクルが快適でおすすめですよ。
レンタサイクル以外ならガイドツアーがおすすめ!
「自転車には乗れないよ~。」「体力には自信がないよ~」
という方は、ガイドツアーがおすすめです。
南城市観光協会認定の南城市ガイド・アマミキヨ浪漫の会のガイドさんが、見どころを案内してくれるツアーです。
個人で回ると見落としてしまうようなポイントも、ガイドさんと一緒であれば細かく説明してくれるので、より歴史や文化を感じることができますよ。
個人で回るよりは少しお高いですが、なかなか聞くことのできない現地の方々のガイドは貴重で面白いと思います♪
ガイド料金(2019年3月現在)
1名 | 2名 | 3名 | 4名 | 5名 | 6名 | 7名 | |
1時間 | 5,000円 | 5,500円 | 6,000円 | 6,500円 | 7,000円 | 7,500円 | 8,000円 |
2時間 | 7,000円 | 7,500円 | 8,000円 | 8,500円 | 9,000円 | 9,500円 | 10,000円 |
3時間 | 9,000円 | 9,500円 | 10,000円 | 10,500円 | 11,000円 | 11,500円 | 12,000円 |
【予約・問い合わせは下記からどうぞ】
まとめ
那覇市内から久高島へのアクセスと、久高島島内での移動手段についてご紹介しましたが、参考になったでしょうか。
私も何度も行っていますが、心が浄化されるような気持ちになりますし、不思議体験をすることもある、本当に神聖な場所です。
離島ということで海の綺麗さは抜群ですし、ただただ自然だけが広がる島は癒しそのもの。
那覇から日帰りできて、南部観光と合わせても1日で回れますので、とってもおすすめの離島ですよ!
久高島に行かれるという方はぜひ満喫してきてくださいね~。