2018年5月 八重山離島巡り(西表・波照間・小浜)旅行記③ 由布島観光

旅行記

2018年5月に西表島・波照間島・小浜島を巡った、八重山離島巡り旅行記の続きです。

 

石垣島から日帰りで参加した、西表島での「ジャングルカヤック&トレッキング、由布島観光ツアー」。

 

午前中にカヤック&トレッキングで、亜熱帯のジャングルの大自然を満喫した後は、お待ちかねの昼食です。

前回の記事がこちら⇒2018年5月 八重山離島巡り(西表・波照間・小浜)旅行記②

 

滝遊びで全身びしょびしょでしたが、沖縄の強い日差しですぐに乾いちゃいます。

若干濡れた状態のままですが、ガイドさんおすすめのレストランへと向かいます。

 

連れて行ってくれたのが、「猪狩家(かまいとぅーや)」というお店です。

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その名の通り、猪料理が食べられるお店です。

 

お料理を注文して、待っている間に更衣室を借りてお着替え。

 

滝に入らないのであれば、上半身はさほど濡れないのでそのままでもOKですが、下半身はカヌーをしていたら確実に濡れるので、お着替えは持っていたほうがいいです。

私達は全身お着替え。

 

着替えている間にお料理が到着です。

 

私は八重山牛定食。

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八重山牛を甘辛いタレで焼いた焼肉定食です。

八重山そばも付いてました。

 

旦那は猪狩家定食。

猪のお肉を野菜と一緒に炒めたものでした。

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私、猪を初めて食べましたが、全然臭みがない!!

少しコリコリとした食感で、美味しい!!

 

ここのご主人さんが山で狩りをするらしく、新鮮なんでしょうね~。

 

 

お店の横で黒糖も作っていました。

さとうきびを絞る機械です。

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沖縄でも製糖工場で作るのがほとんどなので、このように昔ながらのやり方で黒糖を作るのは珍しいとのこと。

製糖工場で作る黒糖とは、味が違うんだそう。

 

お店で黒糖を味見させてもらいましたが、確かに市販の黒糖よりもマイルドな甘さで美味しかったです。

 

お店の裏ではリュウキュウイノシシや、与那国馬と同種の馬も。

リュウキュウイノシシは本土の猪よりも一回りくらい小ぶりです。

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お腹がいっぱいになったところで、次は「由布島観光」です。

 

 

由布(ゆぶ)島は周囲2キロの小さな島で、島全体が亜熱帯の植物園になっています。

西表島からは約400mほどの距離しかなく、水位が低い(膝くらいまで)ので歩きでも渡れますが、水牛車で渡るのが人気で、由布島観光の一番の見どころとなっています。

 

今回のツアーは水牛車観光代も込みになっているので、もちろん水牛車で渡ります。

 

由布島まで行く水牛車乗り場まではガイドさんが案内してくれますが、由布島観光は個人で回り、帰りの水牛車の時間に合わせてまた迎えに来てくれました。

 

水牛たちは歩きながらもブリブリとおトイレをしちゃうので、水の中は糞まみれのようです・・・。

雰囲気が素晴らしいので、ぜひ水牛車で渡ることをおすすめします。

 

駐車場のすぐ目の前に旅人の駅というチケットセンターがあるので、ここでチケットを購入します。

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入園料は水牛車往復代も含めて1,400円です。

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水牛車は30分おきに出ています。

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水牛車乗り場に向かうと、一仕事終えた水牛が水浴び中。

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とっても気持ちよさそう。

 

乗る人数によって水牛を決めるのか、乗船時間ギリギリになって、乗る水牛車を指定されます。

台湾人の団体観光客と乗り込みま~す。

 

のっそのっそと一生懸命漕いでくれます。

写真は帰りに撮ったものです)

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約10分~15分ほどのショートトリップですが、一緒に乗り込む水牛使いの人が三線を弾きながら、沖縄の民謡を歌ってくれます。

 

後ろには西表の山々と、段々と近づいてくる由布島と雰囲気満点。

(写真は帰りの水牛車です)

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由布島に到着です。

まずは係りの人に連れられて、水牛車待合所へ案内されます。

由布島を一周した後は、帰りに乗りたい水牛車の時間に合わせて、この待合所まで来ます。

 

それほど時間もないので、さっそく散策します。

園内マップに順路が書かれているので、その通りに回るのが一番効率が良いです。

 

まずは水牛の池。

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水牛たちが池に浸かって休憩中。

由布島には50頭もの水牛がいるようで、大体1年くらいの訓練の後、水牛車デビューするそうです。

水牛は頭が良くて、「はい、あそこまでいくよ~」と係員が指示すると、しっかりその指示通りに動きます。

 

お乳をあげているお母さん水牛もいました。

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先へ進むと、次は蝶々園。

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日本最大級の蝶「オオゴマダラ」を見ることができます。

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そしてこのオオゴマダラのさなぎは金色に輝くんです!

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写真だとイマイチわかりませんが、見事な黄金色です。

 

蝶々園を出て少し進むと、レストランと売店があります。

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チケットにウェルカムドリンクの引換券があるので、ここのレストランでウェルカムドリンクをいただきます。

日替わりのようで、この日はパインジュースでした。

 

お次は旧小学校前。

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もともと無人島だった由布島ですが、竹富島や黒島から西表島に稲作のために通っていた農家が移住し、終戦後には最大300人ほどが暮らしていたそうです。

しかし、昭和44年の台風で大きな被害を受け、ほとんどの人は西表島へ移って行ったそうです。

そんな由布島の歴史を感じられる小学校の校門跡と、公民館跡。

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故・西表正治さんというおじぃ夫妻は「島をパラダイスガーデンにしたい」というロマンを追い求め、ヤシや花を植え続けて植物園を開園したのが、現在の由布島です。

 

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そのロマン通り、緑の木々や南国の花々に囲まれた、素晴らしい楽園のような島です。

ヤシの木やアダンの木、ハイビスカスなど南国の植物があちらこちらに咲いていて、日本じゃないみたい。

 

私が行ったときは改修中だった貝の館。

そこを通り抜けるとマンタの浜という海岸に出ます。

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ヤシの木と海のコラボレーションは絵になります。

 

そこからまた進んでいくとブーゲンビリアガーデンがあるのですが、その道中はヤシの木やアダンの木、ハイビスカスなどたくさんの植物に囲まれています。

亜熱帯の西表ならではの植物が多くて見ているだけでも面白いです。

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キジムナー(木の妖精)が出てきそうなガジュマルの木も。

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マイナスイオンたっぷりで癒されますが、虫も多いので虫よけスプレーは必須です。

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ブーゲンビリアガーデン。

温室なのでめちゃくちゃ暑くて写真を数枚撮って退散。

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マングローブ遊歩道を通って、これで島一周です。

ゆっくり回っても約2時間ほどあれば十分です。

 

5月とはいえ、気温は30度を超えていて、日差しがジリジリと照り付けます。

数十分外を歩いているだけでも汗がダラダラと垂れてきてしんどい~~!!

 

水牛車の時間まで、待合所のベンチで水分補給をしながら休憩です。

水牛車の家系図もありました。

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水牛車に乗り込む前に、水牛と写真撮影させてもらいました。

女の子はお花お付けていて可愛らしい!!

「角の横に立たなければOKだよ~」と気軽に横に立たせてくれるので、ぜひ一緒に写真撮影してくださいね。

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帰りは最前列をキープして、可愛らしい後ろ姿も写真に収めることができました。

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この子、かなりのスローペースで、後から来た水牛車に追い抜かされそうになってました。

「キュー、キュー」と鳴き声を出していて、ちょっとかわいそうな感じもありました。

お疲れ様!!!

 

西表島に戻るとガイドさんが迎えに来てくれていたので、そのまま港まで送ってもらいました。

 

このツアー、カヤックとトレッキングのツアー代、保険代、由布島観光込で一人9,500円で、かなりリーズナブルだと思います。

自分で観光しようと思うと、レンタカー代だけで5,000円くらいしちゃいますからね。

約9:00~16:00の半日のツアーでしたが、ジャングルカヤックとトレッキング、由布島観光と盛りだくさんで西表島の見どころを一気に効率よく回ることができました。

 

「たびらい」で予約をしましたが、大正解!!

 

楽しかった~~。

 

17:00大原港発の高速船に乗って、石垣島へ戻りました。

一旦ホテルに戻って、濡れた水着や洋服を洗濯。

 

19:30に石垣牛の焼肉屋さんを予約していたので、少し早めにホテルを出発して、「ユーグレナモール」を散策。

ユーグレナモールは石垣島版国際通りといったかんじで、お土産屋さんが立ち並んでいます。

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アーケードになっているので石垣島の強い日差しを避けられますし、雨の日でも観光OK。

お土産探しにはぴったりの場所です。

 

ユーグレナモールから20分ほど歩いて、「きたうち牧場浜崎本店」へ行きました。

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石垣港近くに美崎店もあるのですが、予約いっぱいでした~。

「石垣島といえば石垣牛!!」と観光客が皆思うのか、焼肉屋さんはいつも予約でいっぱいです。

石垣島への旅行が決まれば、早めに予約をすることをおすすめします。

 

県外で食べるとおっそろしい値段のする石垣牛が、地元ならではのリーズナブルな金額で食べることができます。

特撰じゃなくて普通のカルビなどを食べましたが、脂が甘くてとろけました!!

 

次の日も朝早かったので、ホテルに戻って、翌日の準備をしてシャワーを浴びて就寝。

 

翌日は、八重山でも群を抜いた海の美しさが魅力的な、波照間です。

その様子はまた次の記事で~。

次の記事⇒八重山離島巡り(西表・波照間・小浜)旅行記④ 波照間でシュノーケル