ホテルニラカナイ小浜島宿泊記~八重山離島巡り旅行記番外編~

ホテル

八重山離島巡り(西表島・波照間島・小浜島)の旅行記を書いているところですが、番外編として最終日に宿泊をしたホテルニラカナイ小浜島の宿泊記を書きたいと思います。

とても素敵なホテルだったので、小浜島旅行を考えている方はぜひご参考に。

 

「ホテルニラカナイ小浜島」は、2017年3月まで星野リゾートが「リゾナーレ小浜島」として運営をしていたホテルです。

2017年4月からはユニマットプレシャスという会社が運営をしているようです。

 

リゾナーレ小浜島から、「ホテルアラマンダ小浜島」と「ホテルニラカナイ小浜島」の2つのホテルに分かれ、「ホテルアラマンダ小浜島」はオールスイートでラグジュアリーな大人の雰囲気、「ホテルニラカナイ小浜島」はリーズナブルで子連れにピッタリのホテルです。

 

同じ敷地内にありますが、ラグーンプールがアラマンダ小浜島宿泊者専用だったり、アメニティーが違っていたりとサービスの内容が少し異なってきます。

 

DSC09115

 

小浜島に行った方のブログなどを見ているとあまりよくない口コミなども見られたのであまり期待せずに行ったのですが・・・すごく素敵なホテルでしたよ。

 

 

小浜港から送迎バスでホテルへ

小浜島は小さな島なのでレンタカーの台数が限られていますし、観光の際にはほとんどの方がレンタサイクルやレンタバイクを利用すると思います。

そのため、小浜港からはホテルの送迎バスが出いています。

船の時間に合わせて送迎バスが港まで来てくれますので、予約は不要でした。

「ホテルアラマンダ小浜島・ホテルニラカナイ小浜島」のパネルを持った係員が立っていますのでそこで声をかけて、送迎バスに乗り込みます。

港からホテルまではバスで約10分ほど。

ホテルはゴルフ場があるくらい広大で、敷地内に入ってからも「え、どこまで進むの??」ってくらい大きな敷地です。

フロント棟の前でバスを降り、チェックインします。

DSC09116

 

チェックイン

バスにはたくさんの人が乗っていたので「チェックインに時間がかかりそうだな・・・」と思っていましたが、フロント前には何人かのスタッフが待機していて、とてもスムーズに案内してくれるのでチェックインもスムーズでした。

テーブルに座ったままチェックイン。

DSC09084

今回は夕食付のプランを予約していたので、ここで夕食の予約も取りました。

 

フロントの横にはリゾートドレスが置いてあり、無料でレンタルすることができます。

 

私もレンタルして、ビーチと客室の行き来に利用しました。

DSC09082

子供用もあって、着ている子はとっても可愛かったです!

 

 

また、フロント横にはツアーカウンターがあり、ここでアクティビティの予約・相談などができます。

サンゴの欠片でできた幻の島でのシュノーケルツアーやSUP、カヌー、島内バスツアーや周辺離島への日帰りツアーなど、様々なアクティビティが準備されています。

小浜島のビーチは遠浅の海でシュノーケルには向かないので、周辺の無人島でのシュノーケルツアーなどは特に良いと思います。

 

また、無料のアクティビティとしてビーチで朝日を見ながらコーヒーをいただける「朝焼けカフェ」や、朝日を浴びながらストレッチをする「フレッシュエアストレッチ」もありますよ。

 

 

チェックインを終えると、カートでお部屋まで送ってくれます。

カートはスタッフ専用で、レンタルはしていません。

DSC09114

ホテルは敷地が大きいので、チェックインやチェックアウトの際はこのようなカートで送り迎えをしてくれます。

また、客室前とクラブハウス(フロントやレストラン)、ビーチ間はシャトルバスが運行しているので、それで移動するのが便利です。

DSC09121

 

リゾート感あふれる客室

客室は、いくつかの棟に分かれていて一つの棟に4~8部屋しかないので、プライベート感があります。

DSC09098

「THE沖縄!!」というよりは、バリ島などの雰囲気。

DSC09152

 

今回はスーペリアツイン・デイベッド付の客室です。

DSC09089

42㎡あって広々とした客室はフローリングが気持ちよく、木のぬくもりあふれるインテリアです。

お部屋でゆっくりする時間があまりなく、持て余したデイベッド。

DSC09086

 

バス・トイレは別で、浴槽が大きいのでゆっくりと寛げます。

DSC09093

DSC09094

 

さらに洗面台が2台あるので、朝は喧嘩にならずゆっくり支度ができますね。

DSC09092

 

サービスで1ℓの水も一本ありました。

DSC09087

冷蔵庫は空っぽです。ソフトドリンクやお酒はフロント横の売店に置いていますが、ホテル価格なので、大量に買い込むなら石垣島のコンビニで購入しておくことをおすすめします。

小浜島はコンビニもスーパーもありません。

 

ハンガーや物干し台もありましたので、水着や濡れた洋服を乾かすのに便利でした。

DSC09097

 

 

飲み物はコーヒーと琉球紅茶が置いていました。

DSC09090

沖縄は紅茶づくりに適した環境らしく、最近は紅茶づくりも盛んです。この琉球紅茶は高級リゾートホテルでも使用されている紅茶で美味しいんです。

滞在中には飲まなかったのでいただいて帰りました。

 

パジャマは動きやすくて寝相が悪い人に嬉しい上下セパレートタイプ。

DSC09096

 

バリっぽいデザインで、肌触りが良くて着やすかったです。

 

「古さが残念」などと言った口コミも見ていたのですが、古さは全く感じず、解放感ある素敵なお部屋で寛ぐことができました。

DSC09088

私が宿泊したのは「新棟」だったようなので、他の客室だとまた感じ方が違うかもしれません。

 

一つ注意点としたら、自然の中に佇んでいるホテルなので、虫は多いです。

夜部屋に戻るときには廊下にたくさんのカナブンがいて、部屋の外にはヤモリやクモなども居ました。

緑が多くて蚊もたくさんいたので、虫よけスプレーは必須です。

 

2種類のプールが楽しめる!

ニラカナイ小浜島では「ガーデンプール」と「ビーチハウスプール」の2つのプールがあります。

クラブハウス近くにあるガーデンプール。

DSC09111

水深が1.2mと浅いので子供が水遊びするのにぴったりのプールです。

浮き輪やライフジャケットも無料貸し出ししているので、安心して子供を遊ばせられますね。

DSC09106

DSC09107

 

ビーチ近くにあるのが、ビーチハウスプール。

こちらは水深1.6mで大人向き。

DSC09225

幅12mと小さいんですが、目の前には白い砂浜と真っ青な海が広がっていて解放感が抜群!!

プールに入ると海と繋がって見えて、海外のような雰囲気が最高でした。

DSC09226

 

プールサイドにはタオルが置いてありましたし、ビーチハウスプールにはシャワーもあったので、ビーチとプールを行き来してもOKでした。

DSC09105

 

ビーチ付近はインスタ映えスポットがたくさん!

ホテルアラマンダ小浜島・ホテルニラカナイ小浜島のビーチ付近には、インスタ映えするようなスポットがたくさんありました。

まずビーチのシャトルバス乗り場近くにある「ガジュマル広場」。

DSC09135

 

ブーゲンビリアのアーチをくぐると・・・

まるで絵本の中のような本棚とハンモック!!

DSC09138

ポストもあって、なんともメルヘン。

 

キジムナー(木の妖精)が出てきそうなガジュマルの木も。

DSC09148

 

せっかくリゾートワンピースを借りたので、写真撮影してみました。

DSC09197

 

ハンモックに寝転がってゆらゆら~~。

DSC09146

 

ビーチまでの道も緑が多くて素敵でした。

DSC09122

 

ビーチに出てみると・・・可愛いブランコ!!

DSC09128

 

ヤシの木も多くてリゾート感満載です。

DSC09230

 

砂でできたソファ??もあり、スタッフさんが写真を撮ってくれました。

DSC09234

 

 

泡盛飲み放題!夕食バイキング

小浜港付近にいくつか居酒屋さんもありお店によってはホテルまで送迎もしてくれるようですが、せっかくならばホテルで夕食を取るのがおすすめ。

ブッフェ、鉄板焼き、イタリアン、ビーチバーベキューなどいくつかレストランありますが、今回のプランではブッフェでした。

クラブハウスのレストラン「イリティダ」でいただきます。

DSC09171

 

沖縄料理がメインのメニュー内容で、ラフテーや日替わりのチャンプルー、もずく酢などなど。

から揚げやパスタなど子供が好きそうなメニューもありましたが、品ぞろえはやや少な目に感じました。

DSC09173

夕食ブッフェでの一番の目玉が、シェフが目の前で作ってくれる一品料理。

日替わりのようですが、私が行った日はビーフステーキでした。

DSC09175

柔らかくて美味しくて、2人で6枚くらいペロリ!!

 

筍のじゅーしー(沖縄風炊き込みご飯)やもずく麺なんていう変わったメニューもありました。

DSC09174 DSC09176

 

また、泡盛が飲み放題という酒好きにはたまらないサービスも。

DSC09172

 

 

 

デザートも種類が多くて、黒糖ロールケーキなどなかなか美味しかったです。

DSC09178

 

あと、ブルーシールアイスクリームがバニラ、チョコ、マンゴタンゴ、ストロベリーチーズケーキ、ピスタチオ、紅イモソフトクリームなど、種類が多くて感動しました!

DSC09180

 

あと子供連れには嬉しいサービス、無料で離乳食のサービスを行っていましたよ。

DSC09181

ほんとに子連れに優しいホテルです。

 

朝食ブッフェは黒糖フレンチトーストが絶品!

朝食ブッフェは夕食ブッフェと同じレストラン「イリティダ」です。

 

旅行前に別の方のブログを読んでて知っていたのですが、ホテルニラカナイ小浜島の朝食で一番の目玉が、シェフが焼き立てを提供してくれる黒糖フレンチトーストです。

これ、絶品でした!!

DSC09196

そのままでも美味しいですが、お好みでホイップクリームやメープルシロップ、黒糖シロップをかけていただきます。

黒糖のほんのりした甘さとコクがあって、うまうま!!

サトウキビ畑が広がる小浜島ならではの一品なので、ぜひ!!

 

他にもニンジンシリシリやクーブイリチー、ゆし豆腐、ゴーヤーチャンプルーなど沖縄料理や定番の朝食メニューがずら~っと並び、朝からパワーチャージできました。

DSC09193

 

売店は水着や海グッズが充実!

フロント横には売店があり、ここでお土産を購入できます。

ロイズ石垣島のお菓子や、八重山伝統のミンサー織りの小物、ちんすこうや唐辛子などの調味料などが売っていました。

DSC09154 DSC09155

DSC09160

 

もちろん飲み物やアルコール類も。

定番のオリオンビールはもちろんのこと「石垣島ビール」なんてものもありました。

DSC09159

 

日焼け止めや虫よけグッズ、スキンケアグッズなど、南の島で必需品のものも充実していましたし、子供用の水遊びパンツなども売ってたので安心ですね。

DSC09158 DSC09157

 

水着など海・プールグッズが充実していました。

ずら~~っと水着やラッシュガード、サンダルなど。忘れちゃったときだけじゃなくても、これだけ種類があれば購入したくなりますね。

DSC09162

子供用の水着やラッシュガードも種類がたくさんありました。

DSC09163

 

浮き輪やビーチボール、ゴーグルなど小物類も。

DSC09164

 

ビーチは遠浅で子供達の海水浴にピッタリ!

ニラカナイ小浜島の敷地内のビーチ(アガイティーラビーチ)は遠浅の海で、奥まで行っても腰の深さくらいのとっても浅い海です。

そのためシュノーケリングには向きませんが、子供達を海で遊ばせるにはぴったりのビーチだと思います。

透明度が高くて浅い場所でも魚が泳いでいますよ。

 

離島のビーチだと手つかずの整備されていないビーチが多いですが、このビーチはハブクラゲ防止用のネットがありますし、スタッフさんも常駐しているので安心して海水浴を楽しむことができます。

 

また、夜には「ティンガーラロマンティック」と呼ばれるランタンで砂浜を照らすイベントをしているので、お散歩にもいいですよ!

DSC09184

タイミングが良ければ、満天の星空を見ることもできます。

小浜島は時期によっては南十字星も観ることができ、星空観賞にはとてもおすすめの離島です。

夜のガジュマル広場も雰囲気がありました。

DSC09183

 

その他施設も充実!

ガーデンプールの横には24時間対応のコインランドリーがあり、汚れた水着や洋服なども洗い、乾燥することができました。

DSC09102

長期滞在にもぴったりですね。

 

また、客室からビーチに行く途中には「てぃだぬふぁ広場」というものがあり、竹馬や凧、砂場など子供が遊べるスポットもありました。

DSC09151

「海やプールに飽きちゃった!」「水が怖くて海やプール入れない!」というときにも子供が楽しめると思います。

 

 

敷地内は亜熱帯の沖縄ならではの植物がたくさん生えていて、お散歩しているだけでも楽しかったです。

DSC09117

DSC09113

 

まとめ

ホテルニラカナイ小浜島は緑あふれた南国リゾート感満載のホテルでした。

ビーチと客室、クラブハウスが離れているのでシャトルバスやカートでの移動が必要ですが、その分プライベート感があり、ゆっくりとリゾートを楽しむにはぴったりのホテルです。

客室も南国らしいぬくもりがあり、広々としたくつろぎの空間です。

また、2種類のプールやビーチ、アクティビティツアーなどアウトドアが充実しているので、ホテル内だけでも充実した休日が過ごせますよ。

ホテルスタッフの対応もとても良く、素晴らしいホテルでした。