八重山離島巡り3日目。
前日は西表島観光でカヤックやトレッキングをしましたが、筋肉痛になることもなく元気に起床!!
前回の記事⇒2018年5月 八重山離島巡り(西表・波照間・小浜)旅行記③ 由布島観光
この日は一番楽しみにしていた、波照間島観光です。
せっかくの波照間島なので1泊しようかとも考えましたが、民宿しかないのと、小浜島で1泊したかったので日帰りにしました。
(1日で海の状況が変わって欠航になるのも恐かったですし・・・。)
海の透明度が抜群な八重山諸島の中でも、一番美しい海と言われている波照間島は一度は行ってみたい憧れの島でした。
ですが、波照間島は石垣島からも高速船で60~80分ほどと意外と遠くて、行くのも大変。
なにが大変かというと、外洋を通るため「めちゃくちゃ揺れる」航路として知られているからです。
別名「ゲロ船」とも言われているとかいないとか・・・。
また、欠航率も高くて、行きたくても船が出ない!!なんてこともしばしば。
以前船内でけが人が出てしまい、それからというもの船を出すのに慎重になっているようです。冬だと1日全便欠航なんていうのもよくあることだそう。
私も船酔いする体質で、その洗礼を受けることとなりました・・・。
石垣島から波照間島への船は、1日3便です。
一便は8:30石垣港発なので、この便で波照間島へと渡ります。
しっかりと睡眠を取り、しっかりと朝食と酔い止めを飲み・・・いざ乗船です。
波照間航路は今まで小さな高速船しか運航していませんでしたが、2017年より「ぱいじま2」という旅客人数210名ほどの大型の高速船が運航を開始しました。
私が乗る8:30発の便もこの「ぱいじま2」。
「おお、大きい!!これは船酔いせずに行けるかも・・・!!」
期待を胸に乗り込みました。
就航したばかりなので船内はピカピカ。
授乳室もありますし、綺麗なトイレ(女子トイレは個室3つくらいだったかな?)もありました。
これは波照間島民の方も嬉しいでしょうね。
座席数も多い上に、2階席はスーパーシートという有料席。
なんてゴージャスな船なんだ。
船内はこーんなかんじです。
波照間島までは高速船で60~80分と聞いていたのですが、船体が大きな分スピードが出ません。
「ぱいじま2」の運航時間は100分とのことでした。
西表島と黒島を過ぎたあたりから外洋に出て揺れ始める!!と聞いていたのですが、石垣港を出発して20分ほど経過した頃から揺れる揺れる!!!
ぐわんぐわん上下に揺れて、所々はジェットコースター状態。
はい、無理でした~~。
走り始めて30分ほどで既にグロッキー状態・・・
もう石垣に帰りたい・・・何度思ったことか。
あちらこちらから「ウェっ・・・ゴホゴホ・・・」という声が聞こえます。
乗り物に強い旦那もやばいかも・・・ということで揺れが少ない後方に行ったので、旦那の席も借りて横になっていました。
(後から聞くと、船の後方はみんなダウン状態で、地獄のような光景だったそうです。笑)
気分が悪いのか、トイレも開かずに大変だったようです。
※トイレに籠っちゃうと迷惑なので、自分の席や廊下で頑張りましょうね。それ用のビニール袋も準備されていますから。
そんなこんなで、100分以上かけて、どうにかこうにか波照間島へ到着。
この日の波予報は1.5mほどで割と穏やかな日でしたので、これが海が荒れている日はどれだけ揺れるんだろう・・・。考えただけでぞっとします。
事前にレンタバイクの予約をしていたので、お迎えの方と合流。
迎えの車でレンタバイク・レンタサイクル屋さんへ向かい、バイクを借りました。
今回は13:25波照間発の高速船で石垣島に帰ります。
2人乗りの100CCスクーターをレンタルしました。
10時半頃から12:50分までで2,800円。安いのか高いのか。
小さな島なので電動の自転車でも回れますが、沖縄の強い日差しで自転車をこぎ続けるのはなかなかしんどいです。バイクに乗れる方であれば、断然レンタバイクをおすすめします。
バイクを借りたら、さっそく一番の目的地、「ニシ浜」へ向かいます。
「ニシ」は沖縄の方言で北のこと。ややこしいです。
沖縄県民の私でさえ、感動する美しさ!!
ニシ浜は日本で一番美しいビーチにも選ばれ、八重山でも屈指の美しさです。
その美しさから「波照間ブルー」と呼ばれており、多くの人を魅了する素晴らしい海です。
ビーチでヤギがお散歩していました。なんてのどか・・・!
写真をパシャパシャ。あまりの美しさに止まりません。
コンパクトデジカメのこの写真でも十分綺麗に見えますが、ぜんっぜん!!
実際はこんなもんじゃありません。
写真では伝えきれないので、ぜひ、ぜひ!!現地へ行ってみてください。
石垣島から水着を着てきていたので、脱いでさっそく海水浴。
慣れていない素人が自分たちでシュノーケルをするのは危険なので、今回はシュノーケルゴーグルだけ持参して潜りました。
遠浅の海で、ひざ下までしか深さがない場所でもたくさんの魚!!
サンゴもあちらこちらにいます。
この日のために、防水のカメラを購入していました。
なんて透明度が高いんだ!!
砂浜もパウダー状の真っ白な砂浜なので写真映えします。
海の中も撮ってみました。
お魚さんいっぱい~~!!
これだけ浅い場所でもこれだけたくさんの魚がいるなんて、さすが波照間です。
残念ながらウミガメには会えませんでしたが、運が良ければウミガメとも一緒に泳げるらしいですよ。
横にいた子供たちも大はしゃぎでした。
しばらく海遊びを楽しんで、時間もないのでバイクで島を回ることにしました。
ニシ浜には(綺麗ではないですが)無料のシャワーもあるので、軽くシャワーを浴びました。
シュノーケリングは1時間くらいあれば十分かな~と思っていましたが、美しすぎて、海から出たくなくて、長々と滞在しちゃいました。
そのためバイクで出発したのは、バイクを返却する30分前!!
しかも波照間島は案内板などが少なくて道に迷って、結果「日本最南端の碑」しか行けませんでした。
「小さな島だから、3時間あれば足りるかな~」と思ってましたが、全然!!
少なくとも8:30石垣発の便で来て、17:05波照間発の便で帰るくらいのスケジュールじゃないと満喫できませんね。
(でも17:05の船に乗れなかったり、欠航になったら・・・)
というのもあるので迷いますが・・・
時間が許すのであれば、民宿で1泊して翌日午前中が午後一の便で石垣島に帰る方がいいです。
せっかく波照間空港があるのだから、ぜひ定期便を就航してほしいものです。
でもプロペラ機だろうからどちみち酔うか!!笑
何はともあれ、13:25発の船に乗れました。
この便は小型の高速船なので、揺れる確率も高い・・・。
乗るのが恐怖でしかない!!!と思い恐る恐る乗ったのですが、これが意外と揺れませんでした。
全然酔わなかったし、周りの人たちも酔っているかんじはありませんでした。
大きな船でも揺れるときは揺れるし、小さな船でも揺れない時は揺れないんですね!!
結局は運ってことですね。
小型高速船であれば通常60~80分ほどで石垣島に到着しますが、この便は西表島経由だったので、100分かかりました。
ということで3時頃に石垣港に到着しました。
空いていたタイミングで、具志堅さんの像ともパシャリ。
「今日もお疲れ!!さぁ、ホテルへ!!」といきたいところですが、この日は小浜島のホテルを予約していたので、ここからまた船に乗り込んで小浜島まで向かいます。
チェックアウト後に荷物を預けていた「ホテルイーストチャイナシー」に荷物を取りに行って、16:00の船の時間までベンチで一休み。
昼食を取り損ねていたのでコンビニで軽食を買って遅めの昼ごはん。
体力が回復してきたところで、16:00発の船で小浜島へと向かいます。
石垣島から小浜島までは約25分ほどで到着します。
小浜島は大きなリゾートホテル(はいむるぶし、アラマンダ小浜島、ニラカナイ小浜島)があるので小さなお子様連れが多かったです。
16:30頃小浜港に到着。本日宿泊する「ニラカナイ小浜島」の送迎バスでホテルへと向かいます。
ホテルの様子はまた別の記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください~。
ホテル宿泊記⇒ホテルニラカナイ小浜島宿泊記~八重山離島巡り旅行記番外編~
次の記事⇒八重山離島巡り(西表・波照間・小浜)旅行記⑤ 小浜島のリゾートホテル