小浜島は、NHKの連続ドラマ「ちゅらさん」のロケ地となり、大型リゾートホテルもある人気の離島です。
石垣港から高速船で約25~30分とアクセスしやすく、石垣島から日帰りでの観光も可能です。
面積は約8k㎡で、信号もないほど小さくてのどかな島なので、路線バスやタクシーもありません。
そのため、観光するとなると観光バスツアーか、レンタカー・レンタバイク・レンタサイクルのいずれかになります。
それぞれメリットデメリットがありますので、お好みの移動手段を使って小浜島観光を楽しんでくださいね。
小浜島のおすすめ観光スポット
小浜島はとても小さな島なので、観光スポットも限られています。
「ここさえ押さえておけば大丈夫!」というおすすめの観光スポットをご紹介していきたいと思います。
大岳(うふだけ)
大岳は標高約99mの小さな山で、頂上の展望台からは八重山の8島を見渡すことができる唯一のスポットです。
山頂までは約290段ほどの急斜の階段を登って行かなければいけないのですが、展望台からの景色はまさに絶景!!
無人島の嘉弥真島や石垣島、西表島など八重山の島々とコバルトブルーの海、のどかな島の風景の大パノラマが広がります。
<大岳の詳細>
アクセス:小浜港から車で約5分
駐車場:無料
料金:無料
トイレ:あり
所要時間:20分ほど
細崎(くばざき)
細崎は小浜島の西端にあり、西表島までは約2キロほどの距離。
細崎漁港の防波堤は「ちゅらさん」のロケでも使われた場所です。
マンタが目を引く「海人(うみんちゅ)公園」があり、展望台からは美しい海が見渡せます。
<細崎の詳細>
アクセス:小浜港から車で約10分
駐車場:無料
料金:無料
所要時間:15分ほど
カトレ展望台
島の西側にある「石永田海岸」に生えているマングローブ林を見渡すことのできるスポットです。
展望台の正面からはすぐ目の前に西表島も望めます。
西表島で広大なマングローブを見ていたらあえて行く必要はないかもしれません・・・。
<カトレ展望台の詳細>
アクセス:小浜港から車で約10分
駐車場:無料
料金:無料
所要時間:10分ほど
こはぐら荘
小浜島中心部の集落内にある古民家で、ちゅらさんで主人公の家として使われたお家です。現在は一般の方が住んでいるので、外観しか観ることができません。
今となってはなかなか見ることのできない沖縄の伝統的な古民家で、有形文化財にも指定されています。
ここは駐車場がなく、周りも一般の方が住んでいる住宅なので、道路から軽く見学するくらいです。
<こはぐら荘の詳細>
アクセス:小浜港から車で約5分
駐車場:なし
料金:無料(外観見学のみ)
所要時間:5分ほど
シュガーロード
はいむるぶしやホテルアラマンダ小浜島・ホテルニラカナイ小浜島などリゾートホテルが立っている島の東側から集落に入っていく一本道です。
こちらも「ちゅらさん」でたびたび登場したロケ地で、小浜島を代表する風景です。
道の両側にはサトウキビ畑が広がり、牛がのんびり過ごしている風景など、島ののどかな光景を見ることができます。
急な坂道が続いているのでレンタサイクルだとなかなかしんどいです。
<シュガーロードの詳細>
アクセス:小浜港から約5分
駐車場:なし
料金:無料
所要時間:10分ほど
トゥマール浜
「トゥマール」とは方言で海のことで、地元では「やらます浜」とも呼ばれているそうです。
かなり遠浅の海なのでシュノーケリングには向かず、軽く足を水に浸けて遊んだり、小さい子供が海水浴するのに向いているビーチです。
港から歩いて行ける距離で、石垣島を眺めることもできるので、ぼ~っと海を眺めてゆっくりするのもいいかもしれかせん。
手つかずのビーチで売店などはありません。
<トゥマール浜の詳細>
アクセス:小浜港から車ですぐ
駐車場:無料
料金:無料
所要時間:気が向くまま
小浜島観光の所要時間と交通手段は?
小浜島島内の交通手段と所要時間については別の記事で書いていますので、そちらもぜひご覧になってみてください。
参考記事⇒小浜島へのアクセスと島内での移動手段、観光の所要時間は?
小浜島には路線バスやタクシーはありません。
そのため島内を回るとなると、観光バスツアーか、レンタカー・レンタバイク・レンタサイクルいずれかになります。
所要時間については、大体以下の通りです。
レンタカー・・・約2時間
レンタバイク・・・約2~3時間
レンタサイクル・・・約3~4時間
小浜島は途中休憩できるような日陰のある休憩スポットもありませんので、レンタサイクルでも3~4時間あれば十分というか・・・それくらいが限界だと思います。
小浜島のおすすめモデルコース
小浜港⇒大岳(展望台へ登る)⇒カトレ展望台(マングローブ鑑賞)⇒細崎⇒集落散策(こはぐら荘・小中学校)⇒シュガーロード⇒トゥマールビーチ⇒小浜港
このルートが一番効率的で回りやすいルートです。
小浜島をよく知り尽くしたレンタサイクル屋さんもこのルートをおすすめしていました。
大岳は展望台までの階段が急で体力がいるので、観光の最初に回っていたほうが楽ですよ。
ほぼノンストップでこのルートを回っても、レンタサイクルで2時間程度はかかります。
途中で自転車を降りて写真撮影をしたり、ビーチでゆっくりするならば3時間を考えていたらいいと思います。
長く見積もっても4時間あれば十分回れるほど小さくて、観光名所があまりない離島です。
ですが、この「何もない」というのが良くて、いつまででも居たくなるんですよね~。
日常の喧騒から逃れて、心を浄化するのにぴったりの島です。
小浜島でおすすめのホテルは?
小浜島は半日で観光できるくらい小さな離島なので、石垣島から日帰りでの観光も可能です。
ですが、島内には大型のリゾートホテルもありとても素敵なホテルなので、1泊してゆっくり過ごすのがおすすめです。
そこで、小浜島でおすすめのホテルをご紹介したいと思います。
ホテルアラマンダ小浜島・ホテルニラカナイ小浜島
2017年まで星野リゾートが「リゾナーレ小浜島」として運営していたホテルが、現在は「ホテルアラマンダ小浜島・ホテルニラカナイ小浜島」の2つのホテルに分かれて運営しています。
ホテルアラマンダ小浜島はオールスイートで大人のための優雅な佇まいのホテル、ホテルニラカナイ小浜島はアジアンテイストで寛げる空間ながらもリーズナブルで子連れにぴったりのホテルです。
約35万㎡の広大な敷地には3つのプールやスパ、レストラン、プライベートビーチ、ゴルフ場など様々な施設が完備されており、施設内だけでも充実した休日を過ごすことができます。
ビーチ周辺にはガジュマルの木にぶら下がったハンモック、ビーチを眺められるブランコ、砂で作られたソファなどインスタ映えするスポットもたくさん!!
夜には砂浜をたくさんのランタンで灯す「ティンガーラロマンティック」が行われ、ここでしか味わえないロマンティックな夜が過ごせますよ。
リーズナブルながらも外国のリゾート地のような雰囲気で、子連れに女子旅にもおすすめのホテルです。
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はいむるぶし
客室は沖縄らしい赤瓦屋根とサンゴ石を基調にしたコテージタイプで、プライベート感が溢れるゆったり広々としたビーチリゾートです。
広大な敷地内はレンタルカートで移動することもでき、滞在するだけでもアクティビティを楽しんでいるかのよう。
地元の食材や、ホテルの農園で栽培された野菜やハーブを使用した和洋折衷の朝食ブッフェは、にんじんしりしりやゆし豆腐など日替わりの沖縄料理や自家製のグリーンスムージー、季節のフルーツなど栄養満点で大人気です。
サンゴ礁に囲まれたビーチには、沖合に「ビーチステーション」が設置され、そこを拠点にシュノーケリングやバナナボート、ジェットスキーなど様々なビーチアクティビティが楽しめますよ。
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