沖縄美ら海水族館といえば、沖縄観光ではハズせない人気の観光スポットです。
沖縄在住の私も何十回と行っていますが、巨大水槽の中を悠々と泳ぐジンベエザメやマンタには何度行っても圧倒されます。
ただ、沖縄を代表する有名観光スポットというだけあって、混雑必至。
時間帯によっては魚を観るよりも人の頭を観ているほうが多い~~!!
なんてことも・・・。
混雑を避けるには、朝一か夕方がおすすめなのですが、沖縄在住の私がおすすめするのは、夕方の時間帯なんです。
沖縄美ら海水族館では、「16時からチケット」という種類の入場券を販売していて、通常の時間帯よりも安く入場することができるんです。
混雑が回避できて、さらには安く見学できる!!
という一石二鳥を味わえるので、私も16時からチケットで行く場合がほとんどです。
ということで今回は、16時からチケットで美ら海水族館を楽しむ場合のおすすめの回り方をご紹介したいと思います。
16時からチケットの料金
大人:1,290円(通常1,850円)
中人(高校生):860円(通常1,230円)
小人(小・中学生):430円(通常610円)
16時からチケットでの沖縄美ら海水族館の周り方
ここからは、16時からでも美ら海水族館を満喫できるおすすめの回り方をご紹介していきたいと思います。
14:45 美ら海水族館到着
美ら海水族館がある海洋博公園の駐車場は無料です。
ただ、P1~P9駐車場まであってどこがいいのかややこしい・・・。
美ら海水族館を目指すのであれば、一番近いのはP7駐車場です。
収容台数も多いので、この時間になれば大抵停められます。
もし、駐車場に車を停めたままでエメラルドビーチに行きたい、徒歩でフクギ並木に行きたい・・・
ということであれば、P9駐車場(エメラルドゲート、備瀬ゲート)がおすすめです。
15:00 ウミガメ館・マナティー館の見学
美ら海水族館に到着したら、まず水族館に入る前に、屋外の無料施設の見学をするのがおすすめ。
16:00からはイルカのショーが始まるので、その前に「ウミガメ館」や「マナティー館」、「イルカラグーン」に行きましょう。
イルカショー(オキちゃんショー)が開催されるオキちゃん劇場の横にウミガメ館やマナティー館、イルカラグーンがあり、通り道になっています。
それぞれの施設では近い場所から生き物たちを観察でき、生態を学ぶことができます。
↓人魚のモデルになったと言われているマナティーです↓
特にウミガメ館では、実際にウミガメが訪れて産卵する砂浜があり、タイミングが良ければ小さな子亀を観ることもできるんですよ!!
16:00 オキちゃんショーの見学
沖縄美ら海水族館で絶対に観るべきプログラムが、オキちゃん劇場で開催される「オキちゃんショー」というイルカのショーです。
劇場が屋外にあるため、なんと無料で見学することができるんですよ!
可愛いイルカたちが頑張って芸をしている姿は可愛らしくて、子供も大人も満足すること間違いありません。
後ろにはエメラルドブルーの美しい海と、伊江島を望むことができ、沖縄らしいロケーションを楽しみながらイルカショーを見学することができるんですよ。
人気のプログラムのため、入場制限が掛かる場合があります。
そのため、ショー開始の15分前くらいには席取りをしておくことをおすすめします。
(今回、3月上旬でそれほど混む時期ではありませんでしたが、16時ちょっと過ぎて行ったら、中に入れませんでした・・)
16:30 美ら海水族館へ入館
屋外の無料ゾーンを回ったら、美ら海水族館へ入館しましょう。
16時からチケットは水族館入口の窓口で購入ができます。
基本的には順序通りに見学するのが効率的。
ただ、時間が決まっているプログラムが開催されることもあるので、水族館入口横の電光掲示板や公式HPを観て、プログラムをチェックしましょう。
タッチプール
入口に入ってすぐのところにあるのが、タッチプール。
ナマコやヒトデなど、海の生き物たちを直接触ることができます。
サンゴの海
まずは、沖縄らしいサンゴの海から。
ここは水族館目の前の海から直接海水を取りこめるようになっているオープンシステムということです。
約70種類ほどのサンゴが生息しているようで、サンゴと共にカラフルな熱帯魚も展示されています。
熱帯魚の海
熱帯魚の海では、カラフルな熱帯魚をたくさん見ることができます。
大小様々な魚達が同じ水槽で暮らしていて、ウミガメまで・・・・!!!
まさに沖縄の海を再現したエリアではないでしょうか。
サンゴの部屋
お次はサンゴの部屋。
珍しい生き物たちが個々に展示されています。
海水と淡水が混じり合うマングローブ林に生息する魚達も居ます。
沖縄らしいですね~。
子供達に大人気のクマノミも観ることができました。
水族館で生まれたばかりの小さなクマノミも居ましたよ。
サメ博士の部屋
たくさんのサメの標本が飾られたサメ博士の部屋は、ちょっと怖くなってしまうような雰囲気。
5種類ものサメが泳いでいて、迫力満点です。
黒潮の海
そして、沖縄美ら海水族館のハイライトが、この黒潮の海です。
深さ10m・幅35m・奥行き27mの巨大水槽の中では、ジンベエザメや巨大なマンタ、魚たちが一緒になって泳いでいます。
色々な方向から見ることができるのですが、約70種もの生き物たちが右へ左へと泳ぐ姿は見ていて飽きることがありません。
ゆっくりと見ることのできる座席も用意されていますので、気が済むまで楽しんでください。
黒潮探検(水上観覧コース)
美ら海水族館では、なんとバックヤードへ行き、水槽を真上から見ることのできる探検プログラムが用意されています。
観覧できる時間は8:30~11:00、17:30~閉館までと限られていますが、この時間内であれば自由に見学することができますよ。
また、時間帯によっては水槽解説も行っているので、プログラム情報をぜひチェックしておいてください。
真上から肉眼で見るジンベエザメやマンタはより大きく見え、迫力があります。
普段なかなかみることのないバックヤードに入れるというのも珍しくてテンションが上がりますよね♪
入口が少し分かりずらいのですが、ジンベエ・マンタコーナーに専用エレベーターがありますよ。
深海の海
美ら海水族館の最後のゾーンは、深海の海です。
ちょっと奇妙で不思議な海の生き物を観られますよ。
また、海の中でチカチカと発光したり、紫外線を反射して美しく光るサンゴなど珍しい深海の生物たちが展示されています。
「海のプラネタリム」と名付けられているゾーンもあり、幻想的な雰囲気を感じられます。
18:00 売店でお買い物タイム
美ら海水族館の出口には、ショップがあり、沖縄のお土産や水族館オリジナルの商品を購入することができます。
有名なちんすこうや紅いもタルトも、水族館使用のパッケージになっていて、特別感がありますよ。
お菓子類も可愛いデザイン物もが多いのでついつい購入したくなっちゃいます。
少しお高いですが・・・ぬいぐるみ類は触り心地が抜群です。
ここでしか購入できないオリジナルのグッズが多かったので、ぜひのぞいてみてくださいね~。
18:30 帰宅
これで水族館周辺の施設は一通り回れたことになります。
お疲れ様でした♪
ただ、美ら海水族館がある海洋博公園には、他にもまだまだ楽しめる施設がたくさんあるんです。
沖縄の古民家の様子が見学できる「おきなわ郷土村」や熱帯・亜熱帯の花や果樹を集めた「熱帯ドリームセンター」、雨の日でも楽しめる「海洋文化館・プラネタリウム」など、1日では足りないくらい施設が充実しています。
美ら海水族館以外は人が少なくて穴場的なので、時間があれば立ち寄ってみるのもおすすめですよ。
美ら海水族館の詳細
住所:国頭郡本部町字石川424番地
電話番号:0980-48-3748
営業時間:
10月~2月 8:30~18:30
3~9月 8:30~20:00
休館日:12月第1水曜日とその翌日