会社員の方には、なかなか長期連休を取れない!という方が多いですよね。
そんな方でも旅行しやすいのが、ゴールデンウィーク。
ということで、ゴールデンウィークに沖縄旅行を考えている方も多いと思います。
が、日本屈指の観光地・沖縄。
ゴールデンウィークにはたくさんの観光客が訪れるので、空港をはじめ、レンタカー会社や観光スポットは大混雑。
そして、慢性的な渋滞が問題になっているほど、沖縄の道路は渋滞が激しいんです。
(沖縄県の渋滞損失時間は全国4位と言われています。)
ゴールデンウィークはレンタカーが増える上に沖縄県民もレジャーに出かけるので、いつにも増して渋滞します。
ということでゴールデンウィークの沖縄では渋滞必至ですが、沖縄の道路を熟知した沖縄県民の私が、少しでも渋滞を避けられる方法をご紹介していきたいと思います。
ゴールデンウィークの沖縄での渋滞回避方法
ゴールデンウィークは主要な道路が混雑します。
普段混雑するのが
- 国道58号線(特に那覇~北谷)
- 国道330号線(特に那覇市内~宜野湾)
- 首里近辺
- 国際通り
- おもろまち駅付近
です。
また、ゴールデンウィークは高速道路(沖縄自動車道)も混みます。
- 那覇IC
- 西原IC
- 許田IC
の3カ所は観光客がよく利用するICで、混雑します。
混雑を完全に避けるというのは難しいですが、なるべく混雑を避ける方法をご紹介していきます。
レンタカーはETC付きを借りる
沖縄自動車道はゴールデンウィーク期間中は特に車が多いですが、特に混雑するのが出口。
しかも、ETCレーンはほとんど混まずに、長蛇の列になっているのは一般レーン。
というのも、沖縄県はETC普及率が全国最下位。
ETCレーンはすいすいと進むのに、一般レーンだけ並んでいるというのが沖縄自動車道なんです。
特に許田ICは出口が昼頃、入口(那覇行き)の夕方は大渋滞しますので、ETCレーンを使うだけで時間ロスが解消されます。
大手のレンタカー会社であれば、今はETC付きレンタカーも多く取り扱っています。
もし、今からレンタカーを借りるよ~ということであれば、レンタカー付きでの予約をおすすめします。
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ETCカードを持っていない!という場合は発行する必要がありますが、楽天カードやイオンカードセレクト などの無料のクレジットカードでもETCカードを付帯することができます。
私は楽天カードのETCカードを持っています。
ETC年会費が540円かかるのですが、プラチナ会員・ダイヤモンド会員であれば無料になるので、楽天ユーザーであればおすすめです♪
審査が簡単で2週間ほどで到着するので、もしまだ時間がある方は一度問い合わせしてみてはいかがでしょうか。
美ら海水族館は朝一もしくは夕方に行く
たくさんの観光スポットがある沖縄ですが、その中でも一番人気ともいえるのが、海洋博公園内の美ら海水族館。
美ら海水族館の開園時間は8:30~20:00(入館締切19:00)です。
美ら海水族館の公式の発表によると、混雑する時間帯は11:00~16:00頃、17:00前後だそうです。
(那覇から美ら海水族館へは車で約2時間なので、9時に那覇を出発した方が11時過ぎに到着しますね!)
朝行くのであれば、朝一で入園するのがベスト、遅くとも10:00には入園したいところです。
もしくは、夕方がおすすめ。
17:00頃には皆さんホテルに戻ったり夕食に出かけるので、比較的空きます。
美ら海水族館周辺には無料ゾーン(オキちゃんショーやウミガメ館、マナティー館)があるので、まずはそちらを見学して、空く頃に水族館へ入館!という巡り方が良いですよ^^
美ら海水族館の無料入館日を避ける
美ら海水族館では、例年ゴールデンウィーク期間中に、小中学生が無料で入館できる日を設定しています。
2018年は5月4日、5日でした。
(わざわざ混みあう日に、なんてことを・・・。笑)
「安く沖縄を楽しみたい!」という方には良い日ですが、この日ばかりは沖縄県民もたくさん訪れるので、いつにも増して大混雑。
なんと、2万人以上が入館し、その他の週末に比べても倍近くの入館者数なんだとか。
人ごみが嫌いな私は行ったことがありませんが、想像しただけで恐ろしい光景です。
「お金を払ってでも、ゆっくりと見学したい!」という方は、無料入館日を避けてくださいね。
無料入館日については、沖縄美ら海水族館公式HPでチェックしてください。
北部へのアクセスは迂回路を利用する
美ら海水族館がある本部半島は、備瀬のフクギ並木や瀬底島、今帰仁城跡、ナゴパイナップルパークなどたくさんの人気観光地があります。
(絶景が楽しめる人気スポット・古宇利島も近いです)
本部半島へは、沖縄自動車道・許田ICでおりて、海沿いに北上するルートが一般的でわかりやすいです。
が、先ほどもお伝えしたように、許田ICは混みます。
(毎年、朝9時頃から混みます。)
なので、そのルートを避けて、宜野座(ぎのざ)ICで降りて329号線経由で迂回するという手もあります。
距離は長くなりますが、国道58号線よりも混雑は少なく、ストレスなく運転できますよ。
↓美ら海水族館さんがわかりやすい迂回路を案内していました↓
今はgoogle mapで混雑状況を確認することができますので、それで確認しながら向かうのがおすすめですよ。
那覇市内の観光はモノレールを利用する
沖縄の道路の中でも、特に那覇市内は非常に混雑しています。
特に観光スポットとして人気のある国際通りや首里城周辺、Tギャラリア沖縄があるおもろまち周辺などは混雑します。
ゴールデンウィーク期間中は駐車場も混雑し、特に首里城周辺の駐車場は満車が予想されます。
そこでおすすめなのが、モノレール(ゆいレール)での那覇市内観光です。
国際通りや牧志公設市場、Tギャラリア沖縄はモノレールの駅からすぐですし、首里城も駅から徒歩15分ほどです。
道路の混雑や駐車場難民になることなく、スムーズに沖縄観光が楽しめますよ!
(お酒が好きなら、お昼からビールが飲めますしね♡)
ゆいレール1日乗車券は大人800円、小児400円で乗り放題。
提示で首里城の入園割引も受けられますので、レンタカー代やコインパーキング代を考えると十分に元が取れると思いますよ。
朝一は三文の徳!早め早めに行動する
夜型人間の私には厳しいですが・・・
他の人と時間をずらして、早め早めに行動する!という方法です。
許田IC周辺は朝9時頃から混むので、恩納村エリアのホテルを8時に出発したら、渋滞に巻き込まれませんね。
また、ゴールデンウィーク期間中はホテルも満室というところが多いでしょう。
大型のリゾートホテルのゴールデン期間中は、朝食もものすごっっっく混みます。
人が集中する8時頃だと長時間待つホテルもあるので、早い時間(もしくはラストオーダー前の遅い時間)に行くとゆったりと食事ができます。
そしてランチも11時頃、ディナーは17:00頃などと時間をずらしていくと混雑を避けることができるので、ぜひ~。
レンタカーを借りる際の注意点は?
免許証とETCカードを忘れずに!
沖縄旅行の際の持ち物リストには、「免許証とETCカード」を入れておきましょう。
「え、当たり前でしょ、何言ってるの??」
なんて思う人もいるかもしれませんが・・・
レンタカー会社で受付する際に、「あ!免許証を忘れた!」という方が時々いるようです。
旅行前に荷物を身軽にするように財布を変えたり、ペーパードライバーだとあり得るかもしれませんね。
もちろん、レンタカーの貸出受付の時には絶対に免許証を確認するので、携帯していなかったら借りれません。
家を出るときには最終確認を・・・!!
那覇空港店は空港に全然近くない!!!
那覇空港には、レンタカー会社が併設していなくて、レンタカー会社の「那覇空港店」はほとんどが車で5~15分ほどの場所に店舗があります。
そのため那覇空港でレンタカーの送迎バスに乗り、店舗まで行かなくてはいけません。
ゴールデンウィークなどの繁忙期には、送迎バスに乗るために列に並び、そして店舗に到着してからも受付に並ぶ・・・と2重で並ばなくてはなりません。
そこでおすすめなのは、モノレールやタクシーで周辺の店舗へ行き、そこで受付するという方法です。
空港店だとレンタカーを借りるまでに1~2時間かかる!ということもあるようですが、空港以外の店舗であれば、さほど待たされることなく借りられますよ。
クイックチェックインサービスを利用する
大手のレンタカー会社であれば、ウェブで事前に必要事項の登録や注意事項の確認ができる「クイックチェックインサービス」があるところが多いです。
これを事前にしていたら、店舗での面倒な手続きがスムーズにいきます。
ぜひ、ご自身が借りたレンタカー会社のHPをチェックしてみてください。
バスレーンに注意!
沖縄では、朝や夕方の通勤ラッシュ時にバスが定刻通りに走れるよう道路規制する「バスレーン」があります。
バスレーン規制時間中に走ってしまうと、レンタカーであろうと取締りにつかまってしまいます。
そして、その場所というのがまた厄介。
国際通りや首里近辺、国道58号線など観光客がよく通るような道路で実施されているんです。
↓詳しくは沖縄県警察作成のこちらをご確認ください↓
土・日・祝祭日はバスレーン対象外なのですが、平日に運転する場合はご注意ください。
まとめ
慢性的な渋滞が社会問題になっている沖縄ですが、ゴールデンウィーク期間中はより一層渋滞が深刻化します。
特に毎年美ら海水族館や、北部へ向かう許田IC出入り口などは朝早くから渋滞しますので、朝早くに向かったり、人と時間をずらして行くことがおすすめ。
レンタカーを借りる際も混雑に巻き込まれる可能性が高いので、上記で紹介した裏技も使いつつ、ぜひ快適な沖縄旅行を楽しんでくださいね~。