青い空、青い海が広がる沖縄でのリゾートウエディング。
沖縄は本土とは違う結婚式のマナー、習慣なので初めてお呼ばれされる際には戸惑うと思います。
特に服装は迷うところだと思いますが、最近だと出席者全員「かりゆしウェア」で参列するカジュアルな結婚式も多いですし、悩みますよね。
そこで、沖縄出身の私が沖縄のリゾートウエディング参列時の服装についてご紹介したいと思います。
かりゆしウェアは沖縄では正装!!
かりゆしウェアとは、「アロハシャツ」のようなシャツのことで、アロハシャツのようなハイビスカスなどの花柄から、沖縄の伝統工芸品である紅型や琉球絣(かすり)の柄があしらわれた沖縄らしいデザインのシャツのことです。
2000年の「沖縄サミット」で各国の首脳が着用されたことから認知度がぐーんと広がり、沖縄県内では会社の制服として導入したり、ビジネスウェアとして着用されています。
また、夏には各省庁の方たちが着用して「クールビズ」をアピールするなど、全国的にも知名度が上がってきているかと思います。
最近の沖縄ではかりゆしウェア=正装ともなっており、喪服用のかりゆしウェアなども販売されているほどなんですよ。
沖縄での結婚式の服装:男性はかりゆしウェアが多い!
沖縄ではほとんどの時期がスーツを着用するには暑いので、最近では結婚式でかりゆしウェアを着用するのも当たり前になってきています。
男性では半数以上がかりゆしウェアという式場も珍しくありません。
そもそもかりゆしとは「縁起の良い、めでたいこと」という意味なので、そういった意味でも結婚式でかりゆしウェアを着用するのはぴったりなんですよ。
ただ、「かりゆしウェアをドレスコードにしている結婚式」でなければ新郎新婦の親族や職場のお偉いさんなどをはじめ、スーツを着ている人も多くいます。
「かりゆしウェアを買っても着る機会がもうない」ということであれば、購入するのももったいないと思うので、スーツでも全然OKだと思いますよ。
沖縄での結婚式の服装:女性は明るい色のドレスがおすすめ
男性はかりゆしウェアが多いんですが、女性の場合、かりゆしウェアはそれほどスタンダードではありません。
着ている方もいらっしゃいますが、ほとんどの方がドレスを着用しています。
例えばドレスコードで「かりゆしウェアなどのカジュアルな服装」などと指定されていればそれに近い服装で参列すると思いますが、女性のかりゆしウェアは男性よりもカジュアル度が増しますので、ドレスコードの指定がない場合は、私的にはドレスのほうがおすすめです。
本土での結婚式では紺や黒、赤などのドレスが人気かと思いますが、沖縄でのリゾートウェディングの場合は明るい色のドレスがおすすめ。
沖縄のリゾートウェディングでは海の見える明るい雰囲気の式場が多く、外での写真撮影などの機会もあるかと思います。
沖縄の青い空、青い海にはシックな色合いよりもピンクやパステルグリーンなどの明るい色の方が合っていて、新郎新婦さんに花を添えられると思います。
迷ったらドレスレンタルがおすすめ!!
手持ちのドレスがない・・・という場合には、ドレスをレンタルしちゃうのも一つの手だと思います。
私のおすすめはCariru というレンタルドレス屋さん。
4,980円からドレスがレンタルできるのですが、ネットで選ぶと宅配便で自宅に届き、使用後もクリーニング不用で宅配便で送るだけでOK。
ブランドも「グレースコンチネンタル」や「STRAWBERRY-FIELDS」など人気ブランドのドレスがたくさんあって、しかもバッグやアクセサリーなど小物類も豊富なんです。
数万円で購入して、着るたびにクリーニングで数千円・・・ってことを考えると、その時の気分で着たい雰囲気で流行に合ったドレスが着られて便利ですよね!!
ドレス選びに迷っている方はおすすめですよ~。
やっぱり一番は主役に聞くこと!
なんやかんや書いてきましたが、ベストなのは主役である新郎新婦に聞くことだと思います。
遠い沖縄での結婚式にお呼ばれしているということは、親族やとっても近い友人など、近しい仲なんだと思いますので、服装について直接聞くこともできますよね。
やはり結婚式はこだわりが強いもの。
「リゾートらしくカジュアルで明るい雰囲気にしたい」。「リゾート感は出しつつも、フォーマルでゴージャスな雰囲気がいい」
などイメージがあると思いますし、式場のイメージに合わせて服装を決めるのも素敵ですよね。
ただ、「直接は聞けない」「聞いたもののどうしようか迷う」と言った場合には、上記のことを参考にしていただければと思います。