たくさんのラグジュアリーホテルがある沖縄。
そんなラグジュアリーホテルでのアフタヌーンティーは優雅で至福の時間ですよね。
沖縄のラグジュアリーホテルは高級感がありつつもリゾートならではの開放感もあり、まるで海外にいるかのような非日常を味わえるというホテルも多いんです。
そんなラグジュアリーホテルが数多くある沖縄でアフタヌーンティーといって真っ先に名前が挙がるのが、「ザ・リッツカールトン沖縄」。
名護湾を望む高台に位置し、美しい沖縄の海と手つかずの自然を両方楽しめるような場所にあります。
オープンエアな造りでリゾート感がありつつも、洗練されたインテリアと最上級のおもてなしはさすがリッツカールトン。
もちろん宿泊するにも最高のホテルですが、「ザ・リッツカールトン沖縄といえば、アフタヌーンティー!!」という方もいらっしゃるほど、アフタヌーンティーが人気とのこと。
ということでずっと恋焦がれていてたリッツカールトン沖縄でのアフタヌーンティーですが、先日ようやく伺うことができましたのでご紹介していきたいと思います。
ゆるやかな時が流れるザ・リッツカールトン沖縄
ザ・リッツカールトン沖縄といえば、ロビーのこの開放的な空間と印象的なオブジェ。
屋根は赤瓦屋根で高級感がありつつも、沖縄らしさも兼ね備えていて素敵。
高台にあるので、より一層空が近く感じます。
そして外部の音がシャットダウンされていて静寂に包まれ、ゆったりとした音楽に癒される・・・。
これだけでも最高の空間です。
ロビーの一角にはウェルカムドリンクとして、何種類かのフレーバーウォーターも置かれています。
琉球ガラスやシーサー、瓦コースターなどいたるところに沖縄らしさが感じられます。
インテリアや装飾品一つ一つが美しくて洗練されてます。
ザ・リッツカールトン沖縄のロビーラウンジ
アフタヌーンティーをいただけるのは、ロビーの横にある「ザ・ロビーラウンジ」。
11:00~20:00まで営業していて、そのうち14:00~18:00の間にアフタヌーンティーがいただけます。
今回は平日の14:00頃に訪れました。
素敵なオブジェがお出迎え。
2~3組お客様がいらっしゃいましたが特に混雑はしていなく、ゆったりと寛げます。
大きな天井で開放感があり、木のぬくもりで優しい雰囲気。
一つ一つのソファーやテーブルが広々とした配置になっているので、お隣に人がいても気になりません。
こちらのロビーラウンジはとても開放的で、真正面には美しいエメラルドグリーンの海と青々としたゴルフコースを見下ろすことができます。
この日は快晴だったので大きな窓が開けられており、心地よい風を感じながら美味しいアフタヌーンティーをいただくことができました。
この最高のロケーション・・・!
左手にはマリオットホテルも見えました。
サイドには広々とした水辺があり、とっても贅沢な造り。
外にもソファー席があり、よりリゾート感を味わいたいのなら、こちらでも良さそう。
私が訪れたときはこちらの席はちょうど日差しが強かったので、室内でいただきました。
室内といってもオープンエアーなので開放的でとても気持ちが良かったです。
趣向の違う2種類のアフタヌーンティーをいただきました
ザ・リッツカールトン沖縄では、通常のアフタヌーンティーと沖縄らしさを詰め込んだ「琉球アフタヌーンティー」の2種類がいただけます。
せっかくなので、2種類をオーダーしてシェア。
通常のアフタヌーンティーも内容が変わるようで、私が伺ったときは「沖縄ショコラティエ」というチョコレートをメインにした内容でした。
ドリンクは25種類ほどもあるティーやハーブティー、コーヒーからセレクトすることができます。
ティーはシンガポールの紅茶ブランド「TWG」のもの。
たくさん種類があるので目移りしちゃいますが、今回は妊娠中だったこともあり、デカフェの「ミッドナイトアワー」をチョイス。
トロピカルフルーツのほんのりとした甘い香りが心地よい紅茶でした。
デカフェやカフェインフリーの紅茶も何種類かあったので、マタニティでも安心でした。
そして、アフタヌーンティーがこちら。
***2019年10月現在の内容です。***
3段トレーの「沖縄ショコラティエ」。
そして「琉球アフタヌーンティー」は木箱に入っていて、全然違う雰囲気。
う~~ん、テンションが上がる♡♡
3段トレーのトップにはリッツカールトンの象徴であるライオン。
素敵です。
上段にはしょっぱい系が並びます。
*スモークサーモンとクリームチーズと胡瓜のサンドウィッチ
*トマトペーストとトマトのジュレのタルト
*ハイビスカスティーとシークァーサージュースのフォアグラムース
*ゆり根ピューレのブラックオリーブのビスケット
*紅芋とホワイトコーンのタルト
リッツ定番のアフタヌーンティーですが、ハイビスカスやシークァーサー、紅芋など沖縄の素材もたくさん使われています。
特にハイビスカスティーとシークァーサーのフォアグラムースは新しいお味とふわっとした口当たり
美味しかった~。
中段はチョコレートをメインにしたスイーツです。
*島唐辛子 シークァーサーの蜂蜜マカロン
*島バナナ ココナッツ チョコレートのタルト
*ミルクチョコレート たんかん ヘーゼルナッツ
*パッションフルーツ サヴァラン
*伊江島ラム チョコレート
同じチョコレートスイーツでも、島唐辛子や島バナナ、たんかんなどひと癖アレンジが入っていますし、食感も全然違うので、全く飽きることがありません。
デコレーションも繊細で、見ているだけでもうっとり。
下段はスコーン。
プレーンとチョコの2種でした。
表面は若干さくっとしつつも中はしっとり。
全然口の中の水分が持っていかれない!!笑
とっても美味しい~!!
4種類のジャム(ベリー、シークァーサー、たんかん、はちみつ)とクロテッドクリームを好みでいただきます。
どのジャムも美味しいのですが、特にシークァーサーはハーブ入り??独特の風味がしてさっぱりとしていて美味しかった・・・!
そしてもう一つの「琉球アフタヌーンティー」はさらに沖縄色が強くなっています。
*マンゴーとクリームチーズのタルト
*さんぴん茶のトリュフ
*苺とアセロラのケーキ
*たんかんフィナンシェ
*紅芋プリン
さんぴん茶のトリュフなんて全然想像できないですよね。
食べるとさんぴん茶!!なのに完璧にトリュフ!!!
一品一品が他では絶対に味わえないようなオリジナリティがあって、ほんと楽しい。
*黒糖スコーン
*ウコンスコーン
スコーンも沖縄らしい内容。
しっかりと黒糖とウコンの風味が出てました。
*サーモン手まり寿司
*海ぶどう軍艦寿司
*紅芋ずんだ
*やんばる地鶏わさびマヨネーズ和え
*冷製茶わん蒸しとシークァーサー
沖縄ショコラティエに比べると、お食事っぽい内容が多かったです。
スイーツ系がほとんどないので甘党の方は物足りないかもしれません。
逆に甘いものが苦手な方でも最後まで美味しく頂けそうな内容でした。
「琉球アフタヌーンティー」にはさらにぶくぶく茶が付いてくるんです。
ぶくぶく茶は沖縄で古くから飲まれてきた伝統的なお茶で、宮廷の賓客をもてなす際に振舞われていたそう。
煎り米とさんぴん茶から作られているので、泡の部分は香ばしさがあり、下のお茶の部分は普通のさんぴん茶でした。笑
沖縄でもなかなか飲む機会がないので、なかなか面白い体験になるかも。
アフタヌーンティーを2種類頂きましたが、どちらもリッツ沖縄ならではの内容になっていました。
美味しいのはもちろんのこと、このオープンエアーな空間を楽しめるのはここだけ。
10月上旬で沖縄特有の湿気もなく、風が清々しくて最高に気持ちが良かった・・・!
2時間ほどと長居してしまい、とても贅沢な時間を過ごすことができました。
アフタヌーンティーは2種類とも3,900円(税込、13%のサービス料別)。
東京や大阪など他のリッツカールトンでのアフタヌーンティーではこの金額では済みませんよね。
このロケーションと内容ではかなりリーズナブルではないかな~と思いました。
ザ・リッツカールトン沖縄のアクセス
リッツカールトン沖縄は本島北部の名護市にあります。
那覇市内からは沖縄自動車道(高速道路)を利用して約70分ほど。
沖縄自動車道許田IC(終点)で降り、部瀬名岬方面へ約3キロメートル南下。
国道58号線の喜瀬交差点を左折して坂を上っていくと左手に見えてきます。
駐車場は無料で停めることができますよ。
まとめ
念願だったリッツカールトン沖縄でのアフタヌーンティー。
沖縄らしい内容で、リッツ沖縄のダイニングのコンセプトである「五感すべてが喜ぶ空間と味を愉しむ」ということを体感してきました。
趣向の違う2種類のアフタヌーンティーはどちらも沖縄らしさが取り入れられており、ここでしか味わえない内容になっていました。
また、味はもちろんのこと、沖縄の広い空と美しいエメラルドの海、ゴルフ場のグリーンを楽しめるオープンエアーな空間はまさにラグジュアリーリゾートホテルならでは。
都会のホテルラウンジでは味わえない開放的な空間は「癒し」そのものでした。
宿泊される方はもちろんのこと、沖縄を訪れた際には、リッツカールトン沖縄でのアフタヌーンティー、おすすめです。