こんにちは～。
私は以前旅行会社に勤めていたので、たくさんの沖縄のホテルに行ったことがあるのですが、その中でも特にお気に入りなのが、ホテル日航アリビラ。
ヨーロッパ風の可愛らしい外観と、どこもかもが絵になるような素敵なインテリア。
噴水のあるパティオはまるで外国のリゾートのようで、非日常の空間が広がっています。
何度か宿泊したことがあるのですが、今回ははじめて子連れで宿泊してきました。
あ～～やっぱり最高♡ってところから、子連れだとここはちょっとな～。なんて少々のガッカリポイントまで、リアルなホテルレポをしていくよ～。
ホテル日航アリビラのアクセス
ホテル日航アリビラは、沖縄本島中部・読谷村（よみたんそん）にあります。
那覇空港からは車で1時間ほど。
以前はリゾートホテルといえば恩納村・名護市がメインで、沖縄県民の私からすると、アリビラはさとうきび畑のなかにポツンと一軒。といったイメージでした。
ですがここ数年で“星のや沖縄”や“The Uza Terrace Beach Club Villas”、“グランディスタイル”など高級ホテルが次々と進出し、スポットを浴びるようなエリアになっています。
それもあってか、最近は美味しい飲食店も増えてきたな～という印象です。
ホテル日航アリビラの外観やロビー
ホテルのエントランス。
ここからすでに異国感が溢れていてワクワクするような雰囲気ですよね♡
エントランスで車を停め、荷物を降ろして車は駐車場に。
駐車場は1滞在につき1台1,000円です。
今回は宿泊特典で無料でした。
ロビーに入ると、早速素敵空間。
家具や小物がどれも可愛くて、テンションがあがる！！！
そして、アリビラといえば・・・！の回廊。
素敵♡♡
ホテル内には2カ所チャペルがあり、こちらでウェディングフォトを撮影することもできるんですって。
このランプも可愛い♡
何度来ても飽きないし、可愛い～～♡とテンションがあがるんですよね。
女性は絶対好き！！
お散歩にもぴったりな噴水のあるパティオ
アリビラといえば、パティオ（中庭）も特徴的。
どのシーズンに行っても草花が丁寧にお手入れされており、気持ちがいい。
よくお散歩している方を見かけます。
私も動きたくてたまらない娘を連れてお散歩。
ヨーロッパ風ですが、海も見えて沖縄のリゾート感もあり、いいとこどり♪♪
噴水もあるんです。
ロビーからこの中庭を抜けるとガーデンプールになっています。
プールはまた後ほどご紹介しますね。
スーペリアツインの客室
今回は一番スタンダードな、スーペリアツインの客室を予約しました。
アリビラは客室タイプが細かく分かれているのですが、部屋の大きさはそこまで大差がなく、主に眺望で分かれています。
建物はそれほど高さがなく、その分横長になっているので、北側か南側かで眺望ががらっと変わってきます。
アリビラの公式HPでお部屋の位置を詳しく掲載していますので、迷われた方は参考にされてください。
“オーシャンパティオツイン”と名がつくお部屋タイプだと、アリビラの特徴である中庭と海の両方を楽しめる眺望になっています。
逆に海を間近に感じたいのであれば、オーシャンフロントツインやオーシャンフロントハイフロアツイン、オーシャンハイフロアツインがおすすめです。
以前ハイフロアツインに宿泊したことがありますが、ベッドからは一面海が見え、圧巻の景色でした。
前置きが長くなってしまいましたが、今回宿泊したスーペリアツインの紹介です。
客室のデザインが4タイプあって指定はできないようなので、インテリアに関してはご参考までに。
お部屋の全体がこちら。
43㎡とリゾートホテルの中ではややコンパクトかな？
ですが大人2人と子ども1人で過ごすには充分。
ベッドはツインタイプと、このように2台をくっつけるハリウッドツインがあります。
今回は添い寝をしたかったので、電話であらかじめハリウッドツインを指定しました。
ベッド幅は120㎝あるので添い寝でも広々です。
のんびりと寛げるソファー。
壁のファンがあるだけで一気にリゾート感が出ますよね。
今回のお部屋は、壁がショッキングピンクでインパクトがありました。
このミラーもなかなか面白い！
テレビとDVDプレーヤー。
クローゼットと金庫。
冷蔵庫やポット、コップ類はこちら。
ティーバッグがさんぴん茶と緑茶しかなかったのが残念ポイント。
子連れには嬉しい、バスルームとトイレが別のタイプです。
広々としたバスルーム。
トイレ。
洗面台がまた可愛かった～～！！
バスアメニティはホテルのオリジナルのものだそうです。
アリビラの香りをイメージした“ホワイトガーデニア”の香りで、爽やかで柔らかい香りでした。
アメニティは歯ブラシ、カミソリ、ヘアバンド、コットン、綿棒、ヘアブラシと一通り揃っておりました。
アリビラのアメニティで一番好きなのが、ハーブ入浴剤。
天然のドライハーブを使用していて、ジャスミンの香りがお風呂全体に広がって、めちゃくちゃ癒やされるんです！！
売店にも売っているので、自宅用と友達へのお土産に購入しました♡
ナイトウェアはワッフル素材のセパレートタイプ。
厚さもちょうど良く、着心地が良かったです。
キッズアメニティについては、リラックスウェアや歯磨きセット、スリッパを用意していただけるようです。
事前に予約が必要で、今回は何も伝えていなかったので歯磨きのみ用意されていました。
お部屋にはバルコニーが付いています。
今回は3階の低層階だったので、眺望はイマイチ。
海はこのような見え方でした。
ホテル日航アリビラのプール
アリビラには屋外プール（ガーデンプール）と屋内プール（リラクゼーションプール）があります。
屋外プールは宿泊者は無料で利用できますが、屋内プール（リラクゼーションプール）は宿泊者であっても有料（大人1,060円、小学生540円）になっています。
今回はまだまだ寒い時期だったので、ガーデンプールには入らず、屋内プールを楽しみました。
屋内プールは浮き輪が禁止されていて、子どもがわいわい遊ぶというよりは大人がジェットバスで運動やマッサージを行うというイメージです。
それほど大きくはないのですが、利用者がそれほど多くないので充分でした。
中央には噴水があり、ネックシャワーの働きがあるみたい。
なかなかの水圧なので、凝り固まっていたら気持ちよさそう。
そしてプールの壁面にはジェットバスのような機能があり、お腹や腰回り、太もも、ふくらはぎ部分と好みの部分に水流をあててマッサージができるようになっていました。
水遊び用オムツを履いていれば幼児も利用OK。
なので娘も一緒に入りました。
アームヘルパーは無料で貸し出ししてくれます。
1歳の娘氏。
怖がることなく果敢に噴水ゾーンにもチャレンジ。笑
顔に水が掛かっても臆することなく楽しんでいました。
プールサイドには座るのをためらうようなソファーやデッキチェアもあり、寛げるようになっています。
浮き輪がNGということで子連れは居なく、大人のための空間といったかんじでした。
子連れはガーデンプールかビーチがおすすめですね。
入ってはいませんが、ガーデンプールの様子をご紹介。
空がどんよりとしていますが、海も見えてリゾート感。
水深は一番深いところで1.2メートルあります。
また、水深0.3メートルの子供用プールもあります。
少しずつ深くなっていくように作られているので、小さい子が足を浸けたり、ほんの少しプールに浸かる程度もできそうでしたよ！
ホテル日航アリビラのビーチ
ホテルのすぐ目の前には“ニライビーチ”があります。
県内有数の透明度を誇り、なんと、ウミガメが産卵に訪れることもあるほどの美しさなんですよ。
監視員が居て、安心して海水浴やシュノーケリングを楽しむことができます。
また、アクティビティも豊富。
カヌーやウエイクボード、ドラゴンボート、ペダルボートなど様々なマリンスポーツが楽しめますよ。
ホテル日航アリビラのディナーブッフェ
アリビラにはカジュアルブッフェ、洋食、日本・琉球料理、中国料理、鉄板焼きなどレストラン、バーが数カ所あります。
今回は洋食コースかブッフェで悩んだのですが、1歳の怪獣連れだったので、お子様連れに一番人気だというブッフェにしました。
「カジュアルブッフェ ハナハナ」です。
今回は娘の機嫌を取るのにいっぱいいっぱいで、写真を取り損ねてしまいました・・・。
内容としては、和食・洋食・中華と一通り揃っていて、メインはあぐー豚のしゃぶしゃぶでした。
たくさんの野菜が並べられていて、そこから自分でチョイスしてシェフに渡すとちょうど良い加減にしゃぶしゃぶしてくれるというものでした。
あぐー豚は柔らかくて甘くて美味しいんです。
ぜひ一度は食べてみてください。
あとはお寿司コーナーも人気でした。
中華メニューも多かったし、冷製サラダ系も種類が豊富だったのですが、正直、いまいちインパクトがなく・・・。
ディナーに関しては可もなく不可もなくの印象でした・・・。
そして、ブッフェであれば1歳児でも何かしらあるだろうと思っていたのですが・・・
幼児が食べられるようなものが全然無い！！！
おかずは味が濃い系が多いし、中華は揚げ物が多め。
期待していたパンもなかったので、白ご飯と持ってきていたベビーフードを食べさせました・・・。
食べムラが酷いタイミングだったのもあって、ハードルが高かった・・・。
しゃぶしゃぶコーナーでは沖縄そばもあったので、麺好きの子どもなら沖縄そばがおすすめです！
沖縄そばはそば粉ではなくて小麦粉で作られているので、まだ蕎麦デビューしていないお子様でも食べられますよ＾＾
アリビラの朝食ブッフェは絶品揃い
アリビラといえば、大人気で定評があるのが朝食ブッフェ。
私も沖縄県内のたくさんのリゾートホテルに宿泊していますが、アリビラの朝食はランキング上位！！
朝とは思えないような凝ったお料理が並んでいました。
品数はそれほど多くないのですが、一品一品素材や工程に凝っているのが伝わります。
定番の朝食ブッフェではなく、“アリビラでしか食べられない朝食”です。
紅芋のモンブラン（ポテサラのようなかんじでした）、チキンときのこのアラ・グレック、グリル野菜。
にんじんシリシリ、厚切りハム、アボカドとケッパーのフジッリ月桃の香り、シークヮーサー風味のキャベツボール豆乳ヨーグルトソース、島豆腐のババロアガスパチョソース。
どれも美味しかった～～！！
パンも種類豊富。
娘もたくさん食べていました。
アリビラオリジナルの紅いもジャムやパインバターなどが一層美味しさを引き立てていました。
スムージーは4種類も置いていました。
“グリーンベジタブル”を飲んでみました。
沖縄産のからし菜やハンダマ（水前寺菜）というクセの強いお野菜を使っているのに、めちゃくちゃ飲みやすくてビックリしました。
そして、朝食ブッフェの定番であるオムレツもプレーン、チーズ、人参しりしり入り、島豆腐とコンビーフハッシュ入りとバラエティ豊富。
そして、私の一番のお気に入りがフレンチトースト。
優しい甘さの黒糖を楽しむ黒糖バケットフレンチトーストと、バターロールフレンチトースト。
どちらも美味しくて、黒糖フレンチトーストはおかわりしちゃいました。
サラダであってもドレッシングに和風シークヮーサードレッシング、うっちんノンオイルドレッシング、ドラゴンフルーツドレッシング、ゴーヤードレッシングと沖縄の素材を使用していて、こだわりが感じられてとても良きでした。
お腹がいっぱいで食べられないメニューも多々あったので、これは連泊でも全然飽きないな～と思いました。
夕食ブッフェではなかなか食べさせられるものが無かった1歳児でも、パン、ヨーグルト、バナナ、たんかんゼリー、温野菜、冬瓜と溶き卵のトマトスープと食べられるものがたくさんあり、困ることがありませんでした。
朝食を重視している方にはおすすめのホテルです。
アリビラの魅力は素晴らしきホスピタリティ
今回は結婚記念日のお祝いも兼ねての宿泊でした。
宿泊前に電話した際にちらっとそのことは伝えていたのですが・・・
なんと、ディナー中にお祝いのノンアルコールカクテルをいただきました！！
娘（1歳）の分まで。
そしてカメラで写真を撮ってくださり、帰り際にプレゼントしていただきました。
実は私はアリビラ内にあるチャペルで結婚式を挙げていて、その時に宿泊した際にも、結婚祝いのデザートプレートと写真をプレゼントしていただいたのです。
このような心遣いがとても素晴らしい・・・！！
宿泊中に接するスタッフの方々もとても細やかで、丁寧な対応。
アリビラがリピーターが多いのもうなずけます。
いくら施設や食事が素晴らしくても、“人”が良くなければ次はないですよね。
大切なタイミングでまた訪れたい。
そう思いました。
子連れ宿泊のおすすめポイント・いまいちポイント
今回はホテル日航アリビラに子連れで宿泊してきたので、そこに特化して、おすすめポイントといまいちだったポイントをまとめていきたいと思います。
おすすめポイント
- どこを撮っても映える！だからホテル内だけでも楽しめる
- 透明度の高いビーチがすぐ目の前にあり、屋外プール、屋内プール（有料）もあって、アクティビティも充実している
- 客室はバストイレ別で広々としていて、子連れ向け
- 朝食ブッフェが絶品
- ホテルスタッフのホスピタリティが素晴らしい
いまいちポイント
- ディナーブッフェは1歳の娘が食べられるものが少なかった（有料の離乳食や一部レストランでキッズメニューはあるみたい）
- ベビー用品のレンタルが少ない（ベッドガードやベビーカーは無料だけど、ベビーバスやオムツ用ゴミ箱、踏み台などは無かった。）
まとめ
ホテル日航アリビラに子連れで宿泊してきました。
何度か宿泊したことがあるのですが、相変わらず館内どこもかもが可愛くて、テンションがあがるホテルでした。
女性は絶対好き。
そして、やっぱり朝食ブッフェが最高。
沖縄の食材をふんだんに使用していて、朝から一品一品とても丁寧に作られているメニューはどれも絶品でした。
ただ、特に子連れに特化しているわけではないので、キッズアメニティやベビー用品が充実しているわけではないし、ブッフェではキッズコーナーはありませんし、プールもスライダーやジャグジーがあるわけでもありません。
ですので、そういった面を重視したい方は別のホテルがいいかもしれません。
逆に、新婚旅行や大切な記念日に利用したり、大人がまったりと過ごすのにもとても素晴らしい雰囲気なので、個人的には全世代におすすめできるホテルです。
もちろん、子連れでも快適に過ごすことができましたよ～。
次は夏に行って屋外プールやビーチも満喫したいと思っているので、その時にはまたレポしますね。
ではまた～。
