西表島・波照間島・小浜島・竹富島を3日間で回った、八重山離島巡り旅行記の続きです。
前回の記事⇒八重山離島巡り(西表・波照間・小浜)旅行記⑤ 小浜島のリゾートホテル
ホテルニラカナイ小浜島で最高の1日を過ごした後、11:00にチェックアウト。
11:40に港に行く送迎バスで、小浜港へ向かいました。
この日は当初、1日小浜島観光をする予定でいました。
ですが、小浜島は小さい島でバイクであれば2時間もあれば回りきれるということだったので、小浜島観光の後に、竹富島に行くことにしました。
14:40に小浜島から竹富島経由で石垣島へと行く船があるので、その船に乗ります。
それまではバイクで小浜島を満喫します。
事前に電話でレンタバイクの予約をしていたので、レンタバイク屋さんへ向かいます。
レンタカー・バイク・サイクル結
小浜島にはいくつかのレンタカー・レンタバイク・レンタサイクル屋さんがありますが、「結」というお店で予約をしました。
小浜島は起伏が激しいので、レンタサイクルだとかなりしんどいと思います。
冬ならまだいいですが、日差しの強い5月頃~11月頃だともう大変です。
バイクに乗れるのであれば、絶対にレンタバイクがおすすめです!
波照間島同様、2人乗りのスクーターをレンタルしました。
料金は1時間1,100円で、2時間借りて2,200円というなかなかリーズナブルなお値段です。
店舗は港のすぐ目の前にありました。
店舗に行き、手続きと支払いを済ませると、手書きのマップで効率の良い行き方と見どころポイントを教えてくれました。
このマップがなんとわかりやすいこと!!!
このおかげで効率よく、道に迷うことなく観光することができました。
観光している間、スーツケースも預かってくれましたよ。
小浜港近くで便利だし、親切でおすすめです。
ネット予約もできる公式HPはこちら⇒小浜島のレンタル屋さん結
出発前、「鍵はさしたままでいいからね~。誰も捕る人いなからさぁ~。鍵を無くすリスクの方が高いわけよ~。」と言われました。
なんてのどかな島・・・!!
レンタバイクで2時間で回る!小浜島観光
初めての小浜島なので、いただいたマップを見ながら、教えてもらった順序通りに行きます。
まずはレンタル屋さんが一番の見どころだと言っていた「大岳(うふだけ)」。
ここは標高約99mの小高い山で、山頂からは八重山8島を見渡せる唯一のスポットです。
(石垣島・西表島・鳩間島・竹富島・黒島・新城島・波照間島・小浜島)
290段以上の階段を登るプチ登山です。
駐車場とトイレ、ステージのような場所があり、陰になっていた場所で登山前に入念に日焼け止めを塗りたくります。
沖縄の日差しは強烈で、30分バイクに乗っていただけでも肌が真っ赤になるほどです。
日焼け止めを塗っていても日焼けは必至ですが、少しでも食い止めるために、行くとこ行くとこで日焼け止めを塗り直した方がいいですよ。
(意外に焼けるのが首にタオルを巻くか、パーカーのフードを被るなど対策が必要です!)
こんなかんじのなかなかハードめな階段を登って行きます。
この日は気温33度(まだ5月下旬!!)、立っているだけでも暑さで体力が奪われるので、なかなかしんどいです。
ですが、山頂からは感動的な大パノラマが広がっていました!!
360度真っ青な海と、島ののどかな風景が広がります。
遠くには石垣島や西表島も望めます。
このブルーはなかなか見ることができないので、「小浜島に来てよかった~」と思う瞬間でした。
連日のシュノーケルや観光で脚はクタクタで、下山も足がガクガク。
小浜島観光をはじめて30分ですが、既に汗だくでした。
小浜島はコンビニやスーパーはなく、商店も少ないので、多めにお水やお茶を持つことと、タオルや汗拭きシートの持参もおすすめします。
大岳の後は、レンタル屋さんに教えてもらった、ガイドブックには載っていない穴場ビーチに向かいました。
向かう道中にはたくさんの牛さん。
青空とヤシの木も絵になる~。
穴場のビーチへ到着です。
目を開けていられないほどの日差しですが、写真を撮るとすごくいい感じ!
ビーチは干潮だったので綺麗さ半減でしたが、海はやはりさすが小浜島!!っていうような美しさでした。
お次はカトレ展望台というマングローブを一望できるスポットです。
西表島も見ることができます。
ですが、前々日に西表島で雄大なマングローブ林を見たばかりだったので、感動薄。
10秒見て、日陰で水分補給&日焼け止め塗り直し・・・。笑
集落へと向かいま~す。
小浜島はNHKの連続ドラマ「ちゅらさん」の舞台となった島です。
そのため、島のあちらこちらにロケで使われた場所があります。
その中でもテレビでよく見ていて、一番楽しみにしていた「こはぐら荘」。
主人公えりぃが幼少期に住んでいたお家です。
登録有形文化財に指定されていますが、現在は中には人が住んでいるので、外観だけ写真を取ります。
外壁は石垣で囲まれて、沖縄の伝統的な赤瓦屋根の家です。
沖縄本島ではもうこのような昔ながらの家はなかなかないので、離島ならではの風景です。
屋根には沖縄の家の守り神・シーサー。
シーサーは普通2体セットなのですが、1体しかいないのはなぜだろう~~。
こちらもドラマで使われた小浜島小中学校です。
校庭からはばっちり海も見えます。毎日こんなに綺麗な海が当たり前に見えるんだな~。
この辺りは一番人が多く住んでいる場所でしょうが、ほとんど人の姿がみられません。
人より牛やヤギに出会うことの方が多い、ほんとにのどかな島です。
集落を抜け、少し離れた場所にある「細崎(くばさき)」へ向かいました。
向っている間にも、島のあちらこちらにサトウキビ畑が広がっています。
細崎(くばさき)は島の西端で、ここもちゅらさんのロケ地になったところです。
「文也く~ん!」と船に乗る文也くんを追っかけた防波堤もこちら。
マンタが目立つ展望台からの眺めも最高です。
細崎で海を満喫した後は、島の西から東へ向かって、先ほどとは反対方向から集落へ入って行くように走ります。
その途中にあるのが、こちらもちゅらさんのロケ地(オープニングだったかな??)になったシュガーロードです。
えりぃの通学路として使われていた道です。
シュガーロードというくらいだから、さぞたくさんのサトウキビが生えているのかな~と思いきや、全然!!!笑
他の名もない道の方がたくさん生えていました。
ですが急な坂道になっていてまっすぐ伸びる一本道がとても雰囲気良いので、写真撮影にはぴったりのスポットです。
再び集落に戻って、しばらく散策。
公民館?のような場所にヤギがいました。
離島ではたくさんのヤギさんに出会います。
ほっこり~。
元DA PUMPの忍さんが民宿「民宿みやら」を経営しているということで目の前を通ったりもしましたが、島にはほとんど居ないようですね。
そうこうしているうちにバイクの返却時間が近づいていたので港に戻り、バイクを返却。
船の時間まで小浜港で休憩して、14:40の竹富島行きの高速船に乗りました。
港でさえ、この海の青さ!!
小浜島から石垣島へ行く船の中で、竹富島を経由するのはこの14:40の便だけです。
20分ほどで竹富島へ到着です。
竹富島の様子はまた次の記事でご紹介していきます。
次の記事⇒八重山離島巡り(西表・波照間・小浜)旅行記⑦ 竹富島でサイクリング