残波岬はダイナミックな沖縄の海が見られる穴場スポット

観光情報

読谷村にある残波岬は、隆起したサンゴの断崖が約2キロ続き、波が打ち付ける迫力満点の景色が楽しめる観光スポットです。

岬周辺は公園として整備されていてお楽しみスポットが多いのですが、それほど混雑することがなく穴場的スポットでもあります。

白亜の灯台は登ることもでき、真っ青な海を見下ろすこともできるんですよ。

 

今回はこの残波岬についてご紹介していきたいと思います。

 

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残波岬公園の見どころ

駐車場から岬に向かうと、巨大で真っ白な灯台が目を引きます。

周辺は海沿いに断崖が続いていて、沖縄のリゾート感のある海とは全く違う、荒々しい海を見渡せます。

風の強い日には岬に打ち付ける波の水しぶきが飛んでくるほど。

 

灯台は高さ31mで沖縄一の高さを誇ります。

残波岬は高さが30~40mもありますので、灯台の上はかなりの高さになりますね。

 

この灯台、見るだけでなく、登ることもできるんです・・・!

四方を海に囲まれた日本は灯台がたくさんありますが、登れる灯台は全国に16基しかないんだそう。

 

その貴重な一基がここ残波岬灯台。

沖縄でもここと宮古島の東平安名崎灯台だけなんです。

 

せっかくなので登ってみました。

料金は200円。

 

受付で料金を支払いさっそく登ってみますが、頂上までの階段は99段。

ですが、一段一段が高さがあって急なので、なかなか大変。

 

そして、頂上へと上がる階段はほぼ垂直くらいの角度。

疲れましたが、外に出てみると、疲れが吹っ飛ぶような絶景・・・!!!

 

どこまでも広がる真っ青な海と、すぐ近くに感じる真っ青な空!

見渡す限り海を見渡すことができますが、遠くには久米島や粟国島まで見ることができるんです。

 

真下は、約2キロにわたって続く断崖。

人がとっても小さく見えます。

上から見てもゴツゴツしていて、不思議な地形です。

 

そして反対側は読谷村の街並みが一望できます。

すぐ近くにある「残波岬ロイヤルホテル」や、人気リゾートホテル「ホテル日航アリビラ」まで。

まさに絶景が広がっていました。

 

沖縄本島にはたくさんの景勝地がありますが、これだけ高いところから海を見下ろせる場所はなかなかないんじゃないでしょうか。

 

 

あまり期待せずに上りましたが、想像以上に素晴らしい景色で、風が心地よくて最高でした。

 

岬周辺は自由に散策することができます。

ゴツゴツした岩を歩き、海ギリギリまで行くことができますが、30m以上もあるのでまさに断崖絶壁。

歩きづらいところも多いので、気を付けてくださいね~。

 

残波岬周辺は公園になっていて、いこいの広場もあるんです。

岬手前のいこいの広場には、真っ赤な巨大シーサー(残波大獅子)も居るんです!

迫力満点で、写真撮影にピッタリ。

 

そして、岬から大獅子に向かう途中にあるのが、ヤギやウサギが居るふれあい広場。

可愛いウサギやたくさんの山羊たちを見たり、餌をあげたりすることができるので、子連れにもおすすめです。

私が行ったときも周りの子供達、大はしゃぎでした。

 

 

残波岬公園の所要時間は?

残波岬は周辺を散策するだけなので、所要時間は20~30分あれば十分です。

灯台を登るのであれば30~40分、公園で大獅子と写真を撮ったりいこいの広場で遊んだりしても1時間ほどあれば十分です。

 

沖縄のメインストリート・国道58号線からは離れていてちょっと遠いのですが、見ごたえバッチリ!ですし、観光客が少ないので穴場的観光スポットですよ!

 

 

残波岬公園のアクセスや駐車場は?

那覇市内から残波岬公園までは、車で約1時間ほど。

アクセスについては、マップをご覧ください。

 

あまり複雑な道はなく、読谷村に入ってからは大きな看板が出ているので、それにしたがって向かっていけばOK。

向かう途中にはさとうきび畑が広がっていて、のどかな沖縄の風景を楽しむことができますよ。

 

そして駐車場ですが、無料の駐車場が完備されています。

 

公園周辺は270台ほど停められる大きな駐車場がありますので、駐車場難民になることはありません。

 

 

残波岬は夕日も楽しめるスポット

残波岬は、沖縄屈指の夕日のスポットでもあります。

白亜の灯台や真っ青な海も良いですが、灯台越しに沈むサンセットも絶景です。

 

同じく人気の景勝地・万座毛も夕日のスポットとして有名ですが、恩納村エリアのリゾートホテルに近くてアクセスが良いので人が多い上に、意外と敷地が狭いのでなかなかベストポジションが確保できないんです。

残波岬は断崖が2キロ続いていて広々としているので、こちらのほうがのんびりとサンセットを楽しむことができると思いますよ!

 

残波岬周辺で食事ができるところは?

残波岬がある読谷村(よみたんそん)は最近おしゃれなカフェが増えているエリア。

ランチに困ることはないと思いますが、私が実際に行ってみて良かったお店をご紹介しますね。

 

カフェ七色の風

<残波岬から車で約15分>

読谷村の住宅街にあるカフェ七色の風は、敷地に広大な庭と池があり、大自然を感じられる森カフェです。

木のぬくもり溢れる店内は窓から池を眺めることができ、癒し効果抜群。

メニューは動物性食品を使用していないヴィーガンのベジランチや豆腐ハンバーグランチなど、お野菜をたくさん使用したヘルシーな内容。

ドリンクも有機ジュースや有機コーヒー、ノンカフェインのコーヒーなどこだわりのものを出していて、身体に優しいランチがいただけます。

【詳しい内容はこちら】【読谷カフェランチ】七色の風はヘルシーランチが食べられる森の中のカフェ

 

ホテル日航アリビラ金紗沙

<残波岬から車で約10分>

沖縄で人気のリゾートホテル、ホテル日航アリビラでは美味しいランチをいただけますが、特におすすめなのが、中国料理の金紗沙。

飲茶バイキングで、オーダー制の種類豊富な蒸したての点心、点心以外の揚げ物、炒め物、デザートなどをブッフェ形式でいただけます。

少しお値段は高いのですが、満足できる内容ですよ。

席数が少なくて混みあうので、予約していくのがおすすめです。

 

 

THE BROS sandwich stand

<残波岬から車で約10分>

残波岬から海沿いを北上して恩納村に入るのですが、青の洞窟がある真栄田岬の近くにあるサンドウィッチ屋さんです。

インスタ映えするような具材たっぷりのサンドウィッチがいただけます。

店内はアメリカンなインテリアでとっても可愛くて、外国のような雰囲気もあります。

写真映えするサンドウィッチは見た目だけじゃなくて味もバッチリ美味しい♡

【詳しい内容はこちら】⇒【恩納村おすすめランチ】The Bros sandwich stand(ザ ブロス サンドウィッチスタンド)

 

 

残波岬周辺の観光スポットは

座喜味城跡

15世紀初頭に築城されたグスクなのですが、世界遺産の一つにも数えられていて、琉球の歴史を感じられるスポットです。

世界遺産にも関わらず、なんと入園無料!

城郭は2つでこじんまりとしているので、所要時間は30分ほどと、さくっと見学できる観光地ですよ。

沖縄で最古といわれるアーチ門は歴史を感じられますし、城壁に登ると東シナ海を一望できて最高の景色です。

 

【参考記事】座喜味城跡の所要時間や料金やアクセスは?沖縄の穴場観光スポットです

 

 

琉球村

読谷村から少し北上した恩納村にある琉球村は、沖縄の文化や歴史、自然が体感できるテーマパーク。

築100年以上たつ赤瓦屋根の古民家が立ち並び、沖縄らしい雰囲気が味わえます。

入園無料のドーム内ではシーサーの絵付けや紅型、貝殻で作る小物作りなどの体験コーナーがあり楽しめますし、思い出作りにぴったりの琉装体験もできますよ。

また、エイサーや獅子舞、空手など沖縄の伝統芸能が集結した伝統芸能パレード・道ジュネーなども見られて、沖縄の魅力をぎゅっと詰め込んだようなスポットです。

 

【参考記事】沖縄文化を体験できる琉球村を口コミレポ!見どころや所要時間、クーポンは?

 

 

まとめ

  • 残波岬は迫力ある断崖が続く沖縄屈指の景勝地
  • 白亜の灯台は登ることができて上からの見ごたえも抜群
  • 観光客はそれほど多くなくて穴場的観光地
  • 所要時間は20~30分ほど。灯台や併設する広場で遊んでも1時間くらいあれば十分
  • 残波岬はサンセットタイムにもおすすめ