おきなわワールドの見どころや所要時間、割引情報は?

観光情報

先日、沖縄の人気観光施設「おきなわワールド」へ行ってきました。

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国内最大級の鍾乳洞「玉泉洞」や、沖縄の伝統工芸や歴史を学ぶことのできる「琉球王国城下町」、ハブとマングースのショーを観ることのできる「ハブ博物公園」など、多彩な施設が揃っており、沖縄の文化や自然を満喫するのにピッタリの観光スポットです。

 

今回は3時間ほどの短い時間でしたが、施設全体をざざ~っと回って楽しんできたので、見どころや観光情報についてご紹介していきたいと思います。

 

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おきなわワールドの施設一覧

  • 玉泉洞
  • 熱帯フルーツ園
  • 琉球ガラス王国工房
  • 琉球王国城下町
  • 南都酒造所
  • エイサー広場
  • お土産専門店街
  • 飲食店(健食バイキングちゅら島・なんと屋・地ビール喫茶)

 

おきなわワールドの見どころと回り方

「おきなわワールド」は導線がしっかりしていて回りやすくなっています。

今回私達が回ったルートは以下の通り。

 

玉泉洞 → 熱帯フルーツ園 → 琉球王国城下町 → 南都酒造所 → おみやげ専門店街散策 → スーパーエイサー見学 → ハブ博物公園(ハブショー見学) 

 

おきなわワールドではスーパーエイサーの公演(1日4回、約25分)とハブのショーの公演(1日5回、約20分)が開催されているので、その公演時間を考えて行動するのがおすすめです。

 

今回、私は最後に「ハブ博物公園」に立ち寄ったのですが、入口のすぐ隣にあるので、最初でも最後でもいいと思いますよ。

 

玉泉洞

まずは鍾乳洞の「玉泉洞」へ行きました。

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入口に行列ができていて何事かと思ったら、入口で写真撮影をするようになっていて、その撮影待ちの列でした。

 

購入は自由なのですが、購入しなくてもカードくらいのサイズの“ミニ写真”が貰えるので、いい思い出になるかも。

 

 

玉泉洞は全長5000m、国内最大級の鍾乳洞で、鍾乳石の数は100万本以上で国内最多。30万年もの年月が造り上げた自然美は圧巻される光景です。

 

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現在公開されているのは890mで、所要時間は25~30分ほど。

 

鍾乳洞内の気温は年間を通して21℃ほどで、夏はひんやり涼しく、冬は暖かいのですが、湿度が高くてじめっと感は否めません。

(沖縄は年間を通して湿度が高く、じめっとしている日が多いので、風通しが良くさらっとした着心地の服装がおすすめです)

 

鋭くとがっている鍾乳石や巨大な鍾乳石、ライトアップされている泉や激しく水が流れる滝・・・どれも神秘的でした。

 

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沖縄が属している亜熱帯地域は鍾乳石の成長スピードが通常より早く、3年に1mmペースなんだそう。

 

成長が早いとはいえ、これだけ巨大で多くの鍾乳石ができるのにどれだけ時間がかかるのか・・・自然の力のすごさを感じますよね。

 

ところどころ水がしたたり落ちてきて足場が不安定ですし、暗くて階段が多いので小さなお子さん連れやご年配の方は注意が必要です。

 

バリアフリーには対応していないので脚が悪い方、体力のない方は厳しいかもしれません・・・。

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熱帯フルーツ園

玉泉洞を出たところにあるフルーツ園には島バナナやマンゴーなど熱帯のフルーツが栽培されています。

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売店が併設されていて、沖縄県内外の新鮮なフルーツが購入できますし、カットフルーツやヤシの実ジュースも販売していましたよ。

ですが、お値段は観光施設価格で少々お高め。

フルーツを購入するのであれば、道の駅のほうがおすすめです。

 

琉球ガラス王国工房

熱帯フルーツ園を抜けると、琉球ガラス作りの体験ができる工房と売店があります。

 

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一輪挿しやグラス、ジョッキなど色も形も自由に選べ、デザインもシンプルなクリアグラスから涼しげな泡グラス、カラフルなつぶつぶガラスなど多様でお気に入りの一品が作れます。

 

隣接する売店には琉球グラスを使った様々なグッズが販売されていて、可愛らしいデザインもたくさんありましたよ。

お土産にもおすすめです。

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琉球王国城下町

築100年以上の国登録有形文化財の琉球古民家を移築し、赤瓦屋根が特徴的な、沖縄の昔の街並みを再現したエリアです。

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古民家では、沖縄の代表的な染物の「紅型(びんがた)」や機織り体験、シーサーの色付け体験、三線体験など、沖縄の様々な伝統工芸の体験をすることができるんです。

 

この中で一番人気だったのが、琉球王朝時代に王族たちが着用していた、沖縄の伝統的な「琉球衣装」の着付け体験です。

 

洋服の上から羽織る簡単なものですが1着500円で体験ができ、自分のカメラで撮影も可能です。

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今ではこういった赤瓦屋根の家が立ち並ぶ集落は少なくなってきているので、まるで昔にタイムスリップしたかのような風景。

一番写真映えするスポットですよ。

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南都酒造所

王国村を出ると、南都酒造所に入ります。

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沖縄の素材を活かしたお酒類を製造・販売していて、地ビールやオリジナルのチューハイ、リキュール類もたくさん販売されています。

 

 

ヘビが苦手な方は閲覧注意なのですが・・・

インパクトのあるハブ酒。

 

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沖縄ではハブ酒は定番で、実際にお土産としても購入可能ですよ。

 

地ビールもたくさんの種類があって魅力的だったのですが、今回は「琉球ハブボール」というものを購入。

なかなかインパクトがあるのでお土産にもいいですよね。

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お土産専門店街

南都酒造所と繋がっているのがお土産専門店街。

広い売り場で、定番のお土産品はここでほぼほぼ揃うかも。

 

ロイズや紅イモタルト、ちんすこうなどなど定番商品から・・・

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沖縄の炊き込みご飯「ジューシーの素」や島らっきょうなどなど・・・

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レトルト商品も充実しているので、お店の味とまではいかなくても、本格的な沖縄料理が簡単にいただけますよ。

 

やちむん(焼き物)などの小物類、シーサーなど、なんでも揃っていました。

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それと、もうひとつおすすめなのが、風化したサンゴを温めてコーヒーを焙煎する「35コーヒー」なるものもあり、サンゴの再生活動の一貫にもなっている、とてもエコなコーヒーなんです。

 

実際にここで飲むこともできるので、一息ついて、気に入ったらお土産に購入するのもいいですね。

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スーパーエイサー

おきなわワールドを訪れたら絶対に見てほしいのが「スーパーエイサー」。

 

エイサーとは日本の「盆踊り」にあたる沖縄の踊りで、旧盆の時に戻ってくる祖先を送迎するために、地域を練り歩く伝統芸能です。

 

おきなわワールドはそのエイサーを現代風のパフォーマンスを組み合わせ、独自のエイサーの形にした「スーパーエイサー」なるものが毎日開催されています。

 

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お盆の時期には沖縄県内各地で見かけるのですが、普段はなかなかみることができないので、見てみたいという方はぜひお見逃しなく。

 

ショーの時間は、①10:30 ②12:30 ③14:30 ④16:00 の計4回。

 

客席数が多いので開演直前にいっても十分座れるとは思いますが、前列で迫力のある演舞を見たいのであれば、遅くとも5~10分前に行くのをおすすめします。

 

沖縄県民の私は太鼓の音を聞いているといてもたってもいられなくなるんです。笑

 

おきなわワールドのスーパーエイサーは「現代版」で飛び跳ねたり走り回ったり、ダイナミックな振り付けになっています。

 

「伝統的なエイサー」とは少し違うのですが・・・オリジナルのエンターテイメントとして考えたら、楽しめますよ。

 

エイサー以外にも獅子舞が出てきて観客を盛り上げてくれますし、「獅子舞に噛まれると幸せになる!」と言われていることから、観客数人をステージにあげて、実際に触れ合わせてくれるので、楽しめますよ!!

(距離が近くてとても迫力がありました・・・!)

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ハブ博物公園

ハブの生態を紹介している資料館なのですが、剥製も多数展示されているので、ヘビNGの方は絶対に近づいては行けないエリアです。

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ヘビが大丈夫であればなかなか面白い施設で楽しめるので個人的にはおすすめです。

 

一番の見どころは何といっても「ハブのショー」です。

 

以前は「ハブとマングースの決闘ショー」を行っていたのですが、動物愛護法の関係でできなくなり、今はハブの生態紹介とマングースVSウミヘビの水泳対決になっています。

 

実際にステージ上にハブを出して紹介してくれるのですが、むき出し状態なのでなかなか緊張感があり、迫力があります。

(ステージ前に低い仕切りがあるだけなんです)

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素手で軽快にヘビを扱うスタッフさん達にヒヤヒヤものでした。

 

 

また外には動物たちの展示スペースもあり、なんとハブの放し飼いスペースも・・・!!!

 

木と同化してわかりづらいですが、写真でもたくさんのヘビたちがいます・・・。

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巨大なヘビもたくさん展示されていて、なかなかヘビーな空間でした。

個人的には一番楽しめた施設。笑

 

 

本土ではなかなか見ることのできないウミヘビも。

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ウミヘビはハブ以上の強い毒を持っていて、噛まれたら大変なことになるそうです。

なのでシュノーケリングをしている時にも注意が必要。

 

ですが、ウミヘビはあまり攻撃性がなく、こちらから近づいたり刺激を与えたりしない限りは攻撃してくることはほとんどないそうです。

 

 

 

 

おきなわワールドの所要時間は?

おきなわワールドが公式で発表している所要時間としては、

玉泉洞:約30分、王国村:約40分、ハブ博物公園:約30分

です。

 

実際私が訪れてみて掛かった時間は、ハブのショー(約20分)とスーパーエイサー(約25分)を合わせて、約2時間ほど。

 

ただし、今回は食事をしたり、体験をしたり、お土産を購入したり・・・

ということをせずに、施設の見学だけで約2時間ほどかかりました。

 

ということで、「おきなわワールド」で食事をしたり、琉球ガラス作りや琉球衣装体験、染物や織物体験・・・等々を考えているのであれば、所要時間は3時間~4時間ほどを考えていたほうがいいと思います。

 

おきなわワールドの割引チケットはあるの?

おきなわワールドの入園券はいくつか種類があり、パスの種類によって入れる施設が異なってきます。

   大人  

 小人

(4~14歳)

 玉泉洞 王国村 

 ハブ

博物公園

スーパー

エイサー 

 フリーパス

¥ 1650

 ¥830

 ●   ●  ●  ●
 玉泉洞+王国村

¥1240

 ¥620  ●  ●  ×  ●
 王国村  ¥620 ¥310   ×  ●  ×  ●

 

ヘビが大嫌い!見たくもない!!という方は「玉泉洞+王国村」のチケットでもいいと思いますが、ハブ博物公園も他にはなかなかない施設なので、もしヘビが大丈夫ならばフリーパスがおすすめ!!

 

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おきなわワールドの割引券は観光施設やホテルにあるフリーペーパーやガイドブックでも探せますが、てっとり早くて確実なのは、コンビニチケット

 

大人1,650円→1490円に割引されます。

 

コンビニチケットの購入方法はこちら(JTBのサイトに飛びます)

レジャーチケット買い方ガイド

 

 

 

おきなわワールド施設情報

  • 住所:沖縄県南城市玉城字前川1336
  • 電話番号:098-949-7421
  • 営業時間:9:00~18:00(最終入場17:00)
  • 定休日:無休
  • 駐車場:400台(無料)
  • 公式サイトURL:http://www.gyokusendo.co.jp/okinawaworld/

 

入園入口付近にコインロッカーもありました。

スーツケースが2個入りそうなくらい大きなコインロッカーが400円とコスパも良かったです。

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